第一試験は、受験生たちの「情報収集能力」を調べるために行われていた。難問ぞろいのテストを前に、忍者らしく、いかに試験官たちにバレないようにカンニングするかを試すものだったのだ。そしていよいよ最大の難問である第10問目。この問題を解く前に、イビキから過酷にして理不尽なルールがつきつけられる。それは、「もしもこの問題をまちがえたら第一試験に不合格になるばかりか、この先、一生、中忍試験への受験資格を失う」というもの。プレッシャーにたえられず試験会場を去っていく受験生たちもいるなか、サクラは、「もしもナルトが最後の問題に答えられなかったら」と考え…。