温泉宿一発二日　艶子の湯

ストーリー／あらすじ

そこは、温泉郷でも人気の名物旅館。最大のおもてなしは、若女将の柔肌の温もり…。
「いらっしゃいませ。ようこそ、かすみ湯へ…」
今日も観光客を出迎える湯の家の若女将・艶子（穂花）と番頭（梨元勝）。観光協会のパンフレットに写真が掲載されてから、艶子は芸者の都（羽田陽子）も凌ぐ人気者になった。ひとりひとりの宿泊客に細かく心をくばる艶子は、河合という一人客が気にかかる。寂しげな横顔の彼は、艶子にだけ熱い視線を寄せてくるのだ。そんな折り、仕事を終えた都と仲居の篤子（春咲いつか）が共同浴場ではしゃいでいたところ、カメラを持った怪しい男を目撃する。盗撮犯か!? その件で協議のため観光協会を訊ねた艶子は、カメラマンの滝沢を紹介される。彼を見るなり、ハッとする艶子。滝沢は、長期旅行中の夫と瓜二つだったのだ。夫の肌が恋しくなる艶子の心に、さざ波が立つ。一方、隣の温泉街で撮影された盗撮DVDが発見された。やはり、盗撮犯は実在するのだ。果たして、その正体とは!?

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