白髪魔女伝　第31話

あらすじ

崖から落ちた卓一航（たく・いっこう）は、5歳から谷底で住んでいる霍彩蝶（かく・さいちょう）という女性に助けられていた。一方、練霓裳（れん・げいしょう）は街で唐家壁（とう・かへき）を見つけた白敏（はく・びん）と孟秋霞（もう・しゅうか）から明月峡（めいげつきょう）の人たちが生活に困窮していると聞き、明月峡を再建することを決める。そんな中、王照希（おう・しょうき）は孟秋霞の正体を知るが殺すことはできず、代わりに慕容冲（ぼよう・ちゅう）をおびき出すことを頼むのだった。天狼剣譜（てんろうけんぷ）の内容を知るために紅花鬼母（こうかきぼ）のもとにいた鉄飛龍（てつ・ひりゅう）は雷児（らいじ）に外へ連れ出してもらうと、頃合いを見て逃げ、珊瑚（さんご）を捜しに行く。その頃、武当（ぶとう）山に戻った辛龍子（しん・りゅうし）は、先に発ったはずの耿紹南（こう・しょうなん）が武当山に戻ったのが自分たちと一日しか違わないことを不審に思い、大師兄に疑いの念を抱く。

ストーリー

『白髪魔女伝』は、『セブンソード』で知られる梁羽生が著した同名小説を原作とした最新TVシリーズ。ブリジット・リンとレスリー・チャンが主演、傑作との呼び声が高い『キラーウルフ 白髪魔女伝』を含め、過去６回も映像化された人気の物語である。舞台となるのは、明の中期。太子と瑞王が皇位を巡って対立、宦官を長とする特務機関・東廠（とうしょう）と錦衣衛が瑞王派として権勢を振るう一方、武林最大門派の武当派が太子を支持していた。折しも江湖では、当代随一の武芸の使い手・玉羅刹（ぎょく・らさつ）率いる邪派・明月峡が悪名を轟かせ、武林はまさに一触即発―こうしたなか、物語の幕が開く。

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