白髪魔女伝　第37話

あらすじ

鉄珊瑚（てつ・さんご）とともに逃げようとした岳鳴珂（がく・めいか）だったが、見つかり捕らえられてしまう。慕容冲（ぼよう・ちゅう）は岳鳴珂を痛めつけ、珊瑚に天狼剣譜（てんろうけんぷ）の内容を書き出させる。武当（ぶとう）山では何萼華（か・がくか）が耿紹南（こう・しょうなん）に身ごもったことを告げていた。一方、卓一航（たく・いっこう）は錦衣衛（きんいえい）に潜入して慕容冲が桂（けい）王のために動いていることを知り、大師兄が桂王ではないかという考えに至る。その頃、練霓裳（れん・げいしょう）は暴走の間隔が縮まっていることが分かり、急いで明月峡（めいげつきょう）の再建を進めようとする。王照希（おう・しょうき）は皆に機織りと染色を教えることで、強奪ではなく自立を目指そうとしていた。雷児（らいじ）は鉄珊瑚のもとを訪れると、紅花鬼母（こうかきぼ）の形見である秘方と解毒薬を渡す。そしてその夜、岳鳴珂と鉄珊瑚は牢屋から脱出する。

ストーリー

『白髪魔女伝』は、『セブンソード』で知られる梁羽生が著した同名小説を原作とした最新TVシリーズ。ブリジット・リンとレスリー・チャンが主演、傑作との呼び声が高い『キラーウルフ 白髪魔女伝』を含め、過去６回も映像化された人気の物語である。舞台となるのは、明の中期。太子と瑞王が皇位を巡って対立、宦官を長とする特務機関・東廠（とうしょう）と錦衣衛が瑞王派として権勢を振るう一方、武林最大門派の武当派が太子を支持していた。折しも江湖では、当代随一の武芸の使い手・玉羅刹（ぎょく・らさつ）率いる邪派・明月峡が悪名を轟かせ、武林はまさに一触即発―こうしたなか、物語の幕が開く。

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