レッド・アーミー 〜氷上の熱き冷戦〜

ストーリー／あらすじ

フェティソフは10歳でホッケークラブに入団。アナトリー・タラソフ監督の独創的な指導の下で頭角を現し、16歳で初の海外遠征を果たす。1980年のレークプラシッド冬季五輪で米国に敗れ銀メダルに甘んじるも、その後チームは国家の威信をかけて再始動。ヴィクトル・チーホノフ監督の下で過酷な練習に耐え、1984年サラエボ冬季五輪でついに金メダルを獲得する。チームメンバーのマカロフ、ラリオノフ、クルトフ、カサトノフとの息の合ったプレーが注目され“ロシアン・ファイブ”と呼ばれた。公私共に深い絆で結ばれた５人だったが、政府の方針転換により海外移籍が認められると、それぞれがNHLに活動の場を移す。
やがてソ連は崩壊。北米流のプレーになじめず苦悩するフェティソフだったが、レッドウイングズにトレードされると、ロシア人選手と共にソ連仕込みのプレーを再現して周囲を圧倒。1997年のスタンレーカップで優勝を果たす。優勝カップを抱えて20数年ぶりに帰国したフェティソフ。しかし彼を待っていたのは様変わりした祖国の姿だった…。

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