雲中歌〜愛を奏でる〜 第5話 出自の秘密

あらすじ

一品居との料理対決は中止となるが、審査員となった大司馬（ダイシバ）・霍光（カクコウ）に料理を褒められた雲歌（ウンカ）は、劉病已（リュウヘイイ）の大赦を願い出る。実は雲歌は知らなかったが、劉病已の事件はモウカク（モウハン）が昌邑王（ショウユウオウ）・劉賀（リュウガ）と裏で仕組んだこと。劉病已はモウカクの弟の命と引き換えに生き延びた劉詢だった。その頃、ある計画を胸にモウカクは霍光の娘・霍成君（カクセイクン）にも近づいていき…。

ストーリー

砂漠で運命の恋におちた聡明な少年・劉弗陵（リュウフツリョウ）と心優しい美少女・雲歌（ウンカ）。2人が将来の再会を誓って別れてから9年。大人になった雲歌は時の皇帝こそが劉弗陵とは知らないまま、彼を探しに長安を訪れる。そんな雲歌に救いの手を差し伸べたモウカク。彼もまた9年前に雲歌に恋した少年だったことを、彼女は知らなかった。そして、雲歌が劉弗陵と同じ玉佩（ギョクハイ）をもつ劉病已（リュウヘイイ）に出会った時、運命の歯車が動き出す。モウカクの正体に気づかず、劉病已を劉弗陵だと勘違いした雲歌は、天才料理人として名を挙げて宮中へ。そこで彼女を待ち受けていたのは数奇な宿命だった──。

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