雲中歌〜愛を奏でる〜 第6話 おさえきれない想い

あらすじ

劉病已が釈放され、祝いの宴で雲歌は自慢の料理の腕をふるう。だが、劉病已と許平君（キョヘイクン）の仲睦まじい様子を目の当たりにして、ショックを隠せない雲歌。彼女は思わずモウカクに八つ当たりするが、彼にキスされそうになって驚く。実はモウカクも9年間、雲歌を想い続けてきたのだ。翌朝、モウカクが何も告げずに旅立ったことを知った雲歌は…。

ストーリー

砂漠で運命の恋におちた聡明な少年・劉弗陵（リュウフツリョウ）と心優しい美少女・雲歌（ウンカ）。2人が将来の再会を誓って別れてから9年。大人になった雲歌は時の皇帝こそが劉弗陵とは知らないまま、彼を探しに長安を訪れる。そんな雲歌に救いの手を差し伸べたモウカク。彼もまた9年前に雲歌に恋した少年だったことを、彼女は知らなかった。そして、雲歌が劉弗陵と同じ玉佩（ギョクハイ）をもつ劉病已（リュウヘイイ）に出会った時、運命の歯車が動き出す。モウカクの正体に気づかず、劉病已を劉弗陵だと勘違いした雲歌は、天才料理人として名を挙げて宮中へ。そこで彼女を待ち受けていたのは数奇な宿命だった──。

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