雲中歌〜愛を奏でる〜 第12話 風雲急を告げる

あらすじ

雲歌が鄂邑蓋公主（ガクユウガイコウシュ）の誕生祝いの宴で料理を担当することになる。それを知らずに霍成君（カクセイクン）と宴にやってきたモウカク。彼は霍成君に結婚を迫られるが、彼女の気持ちに応えずつれなく断る。実はその日、左将軍・上官桀（ジョウカンケツ）と劉旦（リュウタン）は密かに謀反を企てていた。誕生祝いの席で上官桀が霍光（カクコウ）を暗殺し、劉旦が宮中に兵を送りこむ計画だったが…。

ストーリー

砂漠で運命の恋におちた聡明な少年・劉弗陵（リュウフツリョウ）と心優しい美少女・雲歌（ウンカ）。2人が将来の再会を誓って別れてから9年。大人になった雲歌は時の皇帝こそが劉弗陵とは知らないまま、彼を探しに長安を訪れる。そんな雲歌に救いの手を差し伸べたモウカク。彼もまた9年前に雲歌に恋した少年だったことを、彼女は知らなかった。そして、雲歌が劉弗陵と同じ玉佩（ギョクハイ）をもつ劉病已（リュウヘイイ）に出会った時、運命の歯車が動き出す。モウカクの正体に気づかず、劉病已を劉弗陵だと勘違いした雲歌は、天才料理人として名を挙げて宮中へ。そこで彼女を待ち受けていたのは数奇な宿命だった──。

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