母の突然の死により、一緒に暮らすことになった父親のルーベンとその息子ガディ。発達障害のあるガディは、明るく誰に対してもフレンドリーな一方で、皿の上の食べ物の配置から、寝る前のルーティンにまで、生活習慣への独自のこだわりが強く、苦手なことも多い。ルーベンはどう接したらよいか手探りで戸惑ってばかり。そんな二人がようやく打ち解けた頃、ルーベンは末期の腎不全と診断されてしまう。ソーシャルワーカーの勧めで特別給付金を申請することになり、その面接の場で、ガディは特別な支援が必要と証明するため、靴ひもを結べないふりをするのだが・・・・・・。