千紫万華〜重紫に捧ぐ不滅の愛〜 第49話

あらすじ

聴雪にそそのかされた閔素秋（びんそしゅう）は、仙門の法器・鎖魂糸（さこんし）を使って重紫の霊魂を破壊する。駆けつけた卓昊が亡月に懇願し、修復を試みる。しかし、亡月は魔剣に殉じて天魔となる道しかないと重紫に言い放つ。いつまでも変わらない仙門のやり方に嫌気がさし、洛音凡との生活を諦めた重紫は自らの運命を受け入れ、ついに天魔（てんま）となるのだった。過ちを犯した孫娘の閔素秋を許そうとする閔雲中を、洛音凡は叱責し、ついには手を出してしまう。

ストーリー

魔界を治める逆輪（ぎゃくりん）は、南華（なんか）派の仙女・水姫（すいき）を愛した結果、戦いに敗れ命を落とす。14年後、貧しい孤児が南華派の仙人・洛音凡（らくいんはん）の唯一の弟子となり、重紫（ちょうし）と命名される。邪気を生まれ持つ重紫が平穏な人生を送れるようにと、洛音凡は心を砕き、彼女は師を慕うようになる。しかし、重紫の出生の秘密を知る魔族は彼女を利用しようと陰謀をめぐらせ、惹（ひ）かれ合う重紫と洛音凡は逆らえない運命に翻弄されていき…。仙界と魔界、三生三世を通して試される不滅の愛の終着点は！

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