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このエルマークは、レコード会社・映像製作会社が提供するコンテンツを示す登録商標です。1930年アメリカ、サンフランシスコ生まれ。’55年、『半魚人の逆襲』で俳優としてデビュー。その後、『荒野の用心棒』(’64)、『夕陽のガンマン』(’65)などのマカロニ・ウエスタンに主演し、’71年の『ダーティハリー』で人気スターの座を射止める。同年、『恐怖のメロディ』で映画監督デビュー以降、ほとんどの作品で製作・監督・主演を兼任。’93年に『許されざる者』、’05年に『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞作品賞と監督賞を受賞した。
日本軍が連合国軍の襲撃を本土へいち早く伝える警告基地として拠点としていたのが小笠原諸島の硫黄島。航空基地でもあったこの島の武力を排除するため、米軍は島への侵攻を決定。硫黄島は日本の領土で初めて戦闘が行なわれた場所となり、1945年2月16日、米軍は攻撃を開始。31日間に及ぶ激戦のすえ、米国側は7000人近く、日本側は2万人以上もの兵士が命を落とした。

クリント・イーストウッドが日米双方の視点から戦争の悲劇を描く2部作。歴史的写真に隠された米軍兵士の真実とは?


米軍の第一目標は、硫黄島の南部にある標高169mの擂鉢山を陥落させること。3日間にわたって空と海から集中砲火を浴びせた後、ついに硫黄島へ上陸。3万からなる部隊は一斉に擂鉢山を目指すが、地下要塞に潜む姿の見えない日本軍の脅威にさらされることに。

衛生兵のドク(ライアン・フィリップ)、アメリカン・インディアンの出自をもつアイラ(アダム・ビーチ)、伝令係のレイニー(ジェシー・ブラッドフォード)。彼らは主だった戦果をあげることもないまま、帰還。その後、戦費調達のためのキャンペーンに駆り出される3人は、アメリカ各地で“国民的英雄”として喝采を浴びる。

3人が“英雄”となったのは、擂鉢山の頂上に6人の兵士が星条旗を掲揚した“写真”がきっかけだった。その写真は、擂鉢山の攻略に成功し、真の英雄と呼ぶべき兵士たちを写した後、国家の思惑で撮り直しされた2枚目の写真だったのだ。そこに偶然にも写り込んだドクたちは自分たちの思いとは裏腹に英雄扱いされ、戦友たちへの思いに苦しむ。
渡辺謙、二宮和也、加瀬亮。日本を代表する俳優陣とクリント・イーストウッドがタッグを組んだ戦争映画の傑作!


海岸線の防御という長年の場当たり的な作戦を変更した栗林忠道中将(渡辺謙)。彼は部下にトンネルを掘らせ、全長30キロ、5000もの洞穴、トーチカを蜂の巣のように結び、鉄壁の地下要塞を築き上げる。米軍艦隊が海に姿を現しても日本軍はすぐには攻撃せず、沈黙を貫く。不気味さを漂わせた島に多くの米軍兵士が上陸したところを、地下から一斉に攻撃!

栗林が率いるのは、島での日々に絶望していた西郷(二宮和也)、ロサンゼルス・オリンピック馬術競技の金メダリスト、バロン西(伊原剛志)、元エリート憲兵隊の清水(加瀬亮)、軍人らしく玉砕を貫こうとする伊藤(中村獅童)ら。自らの信義に従い、生へ執着する者、戦地から逃亡を図る者―。兵士たちはそれぞれの末路を迎える。

兵士たちの唯一の希望は、祖国へ残した家族との“手紙”。西郷は日本にいる妻と、まだ見ぬ我が子への手紙を何度もしたためる。また栗林も島で生まれたひよこの成長記録を幼い娘に書き送る良き家庭人でもあった。ちなみに2006年、地中から何百通もの手紙が実際に発見されている。