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ディキシーランド・ジャズのリバイバルの中で人気を博したレッド・ニコルズ&ファイブ・ペニーズピート・デイリー&ヒズ・シカゴアンズでジャズの楽しさを満喫(Vol.2のファイアーハウス・ファイヴ+2も必見)!
カルメン・ミランダのバックとしても有名なバンド・ダ・ルア・ボーイズやコケティッシュな女性コーラスのデ・カストロ・シスターズのラテン勢、ブギをかますテネシー・アーニー・フォードなどの面白音楽がたっぷり。

Red Nichols and his 5 Pennies レッド・ニコルス & ファイブ・ペニーズ

Red Nichols and his 5 Pennies レッド・ニコルス & ファイブ・ペニーズ

日本では、本人の半生を描いた映画『五つの銅貨』で有名なレッド・ニコルズ(映画ではダニー・ケイが演じた)だが、スウィング誕生以前の20年代白人ジャズにおいて重要な位置を占めたコルネット奏者でもある。ビックス・バイダーベックの影響を受け、エディー・ラングとの吹き込みもあるので興味を持たれる方も多いはず。『5つの銅貨』(59年)はルイ・アームストロングも出演していたが、ここでの演奏も、その路線であるディキシーランド・ジャズがたっぷり聞ける。誰でも知ってる「リパブリック讃歌」「アメリカン・パトロール」など底抜けに楽しい。

Bottle Hymn Of The Republic(3:27)
American Patrol(3:03)
Back Room Blues(3:25)
Entrance Of The Gradiators(3:02)

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The Ink Spots インク・スポッツ

The Ink Spots インク・スポッツ

1935年ニューオーリンズで結成された黒人ジャズ・コーラス・グループ。初期のジャイヴ色の強いスタイルから、39年のビル・ケニー加入で甘いバラード中心のグループへと変わっていく。代表曲に「イフ・アイ・ディドント・ケア」「マイ・ハッピネス」などがあり、エルヴィス・プレスリーのフェイバリット・グループであることでも有名。ここで聞ける「ザ・ジプシー」は46年のNo.1ヒット。ダイナ・ショアの歌でも知られるが、後にドゥー・ワップやR&Bグループにも大きな影響を与える、語りも入ったスウィートな味わいが格別である。

The Gipsy(3:18)

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Tennessee Ernie Ford テネシー・アーニー・フォード

Tennessee Ernie Ford テネシー・アーニー・フォード

49年の「ミュール・トレイン」を皮切りに、カントリー、ポップスのチャートに30曲以上のヒット曲を送りこんだ大衆的人気歌手。何といっても「ショットガン・ブギ」「ブラックベリー・ブギ」「キッシング・バグ・ブギ」といったヒルビリー・ブギの連発ヒットが忘れられない。日本でも笠置シズコの「東京ブギウギ」がヒットしていた頃だ。55年には「16トン」のヒットで人気の頂点に。ここでは、西部をイメージしたセットで陽気にブギをかましているが、バックでスティール・ギターを弾いているのはスピーディー・ウェスト、ギターがジミー・ブイライアントという素晴らしい布陣。

Shot Gun Boogie(2:40)
She's My Baby(2:40)
Woman Is A Five Letter Word(2:52)
Kissing Bug Boogie(2:39)

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Bando Da Lua Boys バンド・ダ・ルア・ボーイズ

Bando Da Lua Boys バンド・ダ・ルア・ボーイズ

ブラジルの情熱の歌姫カルメン・ミランダが、アメリカのショービジネス界へ進出した際にバックを勤めたのが、同郷のバンド・ダ・ルア・ボーイズだ。楽器もこなすコーラス・グループとして地元録音の貴重なレコードもあるが、ラテンとジャズが影響しあっていたこの時期のアメリカで残した、エキゾチックで大衆受けしそうな演奏のインパクトは凄い。「ブラジル」は誰もが聞いたことのあるラテンの名曲で、この茶目っ気あふれるコーラスは、映画『未来世紀ブラジル』に使われたジェフ・マルダー・ヴァージョンと甲乙つけ難い。

Brazil(2:58)
Baia(3:35)

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The Decastro Sisters ザ・デ・カストロ・シスターズ

The Decastro Sisters ザ・デ・カストロ・シスターズ

キューバといえば『ブエナ・シスタ・ソシアル・クラブ』というのは最近の話で、古くは54年に、キューバ出身の3人姉妹デ・カストロ・シスターズによる「ティ−チ・ミー・トゥナイト」が日本でもヒットしていた。ジャズ・ファンにはジョー・スタッフォードのヴァージョンでお馴染みの曲だ。デ・カストロ・シスターズは、今ではほとんど語られることもないが、ここでの映像を見る限り、コミカルな味わいとダイナミックなコーラスで、100%見るものを楽しませてくれる。「エル・クンバンチェロ」「マラゲーニャ」共にザビア・クガートの演奏でよく知られるラテンの定番だ。このエグさ、必見です。

El Cumbanchero(2:13)
Malaguena(2:38)

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George Shearing Quintet ジョージ・シアリング・クインテッド

George Shearing Quintet ジョージ・シアリング・クインテッド

イギリス生まれの盲目のピアニスト。50年前後に結成されたジョージ・シアリング・クァルテットは、ある意味で非常に画期的なグループだった。ブロック・コード奏法(シアリング奏法)による"現代的"とも言えるジャズをあみ出し一世を風靡した。ヴィブラフォンとギターがオクターブ・ユニゾンを奏で、その上をシアリングのピアノがハーモニーを付けていくサウンドは、今聞いても超クール!「9月の雨」や「バードランドの子守唄」といった有名なスタンダードを残しているが、ここで聞ける3曲の演奏も、爽やかで品格があり、美しい。

Move(3:23)
I'll Be Around(3:11)
Conception(3:15)

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Herb Jeffries ハープ・ジェフリーズ

Herb Jeffries ハープ・ジェフリーズ

デューク・エリントン楽団のヴォーカリストとして40年代始めに「フラミンゴ」の大ヒットを残したことで有名だが、それ以前もアール・ハインズやブランシェ・キャロウェイ(キャブ・キャロウェイの姉)の元で歌っていたキャリアの持ち主。甘いバリトン・ヴォイスが何よりも印象的で、クラーク・ゲーブル似の渋い風貌もなかなかだ。ここでは、同じくデューク・エリントンのヒット・ナンバーである「ソリチュード」を歌っているのでVol.1のジミー・グリッサムの歌唱と較べられたし。「捧ぐるは愛のみ」のセンチメンタルさ共々、まるで恋愛映画を見るようだ。

I Can't Give You Anything But Love(3:04)
Solitude(3:10)

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Pete Daily and his Chicagoans ピート・デイリー&ヒズ・シカゴアンズ

Pete Daily and his Chicagoans ピート・デイリー&ヒズ・シカゴアンズ

ニューオーリンズで生まれたジャズがシカゴに移り、白人ジャズメンが演奏したニューオーリンズ・ジャズをディキシーランド・ジャズと一般には呼ぶ。その代表的なアーティストにピート・デイリーがいたのだが、残されているレコードも少なく、戦後に活動再開してからのこのシカゴニアンズの映像は、たいへん貴重なものと言える。コルネット(トランペット)、トロンボーン、クラリネットがからむスタイルがディキシーランドの基本だが、ここで興味深いのは、チューバによるリズム・キープ。80年代にダーティ・ダズン・ブラス・バンドがやったことの原型がここに。

Over The Waves(3:19)
Please Don't Talk About Me When I'm Gone
(3:37)
Goat Blues(3:12)
O Tannenbaum(3:32)

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