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名作ゲームソフトのエンディングを目指し、よゐこの有野が“全クリ”に挑戦するコーナー「有野の挑戦」から生まれた“有野課長語録”は数知れず…。そのいくつかをご紹介しよう。
アクションゲームで敵キャラを完全にやりこめる体勢に入った時などに発せられる。『プリンス オブ ペルシャ』(フジテレビオンデマンド「ゲームセンターCX DVD EDITION 1.0」52:50あたり参照)で、偶然発見した必殺技・壁ハメを繰り出す際に、連呼されている。
逆にやりこめられてしまう場合は、「パターンはまってる」と活用される。


ゲームのやりすぎで指が痛くなると発せられる弱音。特に、長期戦でゲームオーバーの繰り返しという泥沼パターンに陥ると、指が気になり始める様子。
最後の面をクリアし、喜びのあまりコントローラーを手放してガッツポーズを決めていると、真のラスボス(ラストボス)が登場するなどして、一歩手前で全クリ達成ならず…という苦い経験があったため、気を緩めてはいけないという自らへの戒めの言葉。
『ソロモンの鍵』(フジテレビオンデマンド「ゲームセンターCX DVD EDITION 2.0」1:45:49あたり参照)は、課長の得意とするパズルゲームではあったが、エンディングシーンでの異変を警戒し、油断せずにコントローラーを握りなおしている。

文字通り、「ゲームオーバー」を有野課長流に読んだもの。ゲームオーバーの繰り返しや、やっとのことでラスボスに辿り着いた末の挑戦で負けた時など、疲労のために壊れてきた有野課長から発せられる。
挑戦開始時に、カセットを差込みながら、課長自らの士気を上げるために発せられる言葉。『魂斗羅』(フジテレビオンデマンド「ゲームセンターCX DVD EDITION 3.0」1:33:16あたり参照)に挑戦した際には、漫画化を密かに期待していた。

この他にも、毎回名言(迷言!?)を残していく有野課長。“有野課長語録”に注目しながら、見るのも面白いだろう。
毎回、有野課長が挑戦するゲームソフトを事前にロケハン(全クリ)するのもADの仕事。そして、その歴代番組ADが「1機やらせてもらってもいいですか?」と助っ人として登場するのも、この番組ならでは! 有野課長がギブアップした際には、ADが代わりに全クリし、エンディング画面を視聴者に見せてくれる。
『高橋名人の冒険島』(フジテレビオンデマンド「ゲームセンターCX DVD EDITION 2.0」参照)は、そのロケハンに初めて失敗したソフト。結局、有野課長はギブアップし、「浦川の挑戦」として、3代目ADの浦川が28時間かけてクリア! まさに有野課長とスタッフとの二人三脚といえる。
また、有野課長に「史上最強の激ムズソフト」と言わせしめた『忍者龍剣伝』(フジテレビオンデマンド「ゲームセンターCX DVD EDITION 3.0」35:08あたり参照)では、スタッフ3人がかりでの協力プレイも! 西日避けの壁になるという、ゲームとは関係ない健気な協力にも、最後には感動すら覚えてしまう。
しかし、この助っ人ADが助っ人たりえない場合もある。『魂斗羅』(フジテレビオンデマンド「ゲームセンターCX DVD EDITION 3.0」2:01:22あたり参照)に2人プレイの助っ人として登場した4代目AD井上は、有野課長との相性が良いのか悪いのか、ミスのタイミングばかりが合うだけで終わる…。
とにもかくにも、有野課長とその部下たち(スタッフたち)によって「ゲームセンターCX」は成り立っているのだ。

当たり前かもしれないが、有野課長のゲームの腕前はゲームをやればやるほど上がってくる。(ちなみに、ゲームの結果により、肩書きは“主任”や“課長代理”などなど、様々に変動。)中には、宿題となるゲームもあるので、自宅でどれだけ予習してきたかによってその差は歴然。
例えば、『魔界村』(フジテレビオンデマンド「ゲームセンターCX DVD EDITION 1.0」参照)の一度目の挑戦では、94回の挑戦の末に倒すことのできた宿敵・レッドアリーマーだったが、1週間後の挑戦ではすんなりと倒している。
また、ゲームの腕とは関係ないが、番組のシーズンを追うごとに、初代ADの東島がアシスタント・プロデューサーになっていたり、助っ人としての活躍ぶりが有野課長の右腕ともいえる2代目AD笹野がディレクターに昇格していたりと、スタッフも番組とともに成長しているようで、親戚の子を見守るような気分になる。その点も、一度見始めたら見入ってしまう理由かもしれない。



