海上テロから船舶を護るharu-nico警備保障の護衛艦。全長124m。全幅19m。深さ7.4m。喫水5.5m。基準排水量3,420t。満載排水量4,250t。エンジンCOGAC方式水素ガスタービン4基。速力約42ノット(公称)。搭乗員数48名。艦載機PV-16C(VTOL)2機運用可能。兵装として、個艦防空用ミサイル・フェルメールと、対艦ミサイル・レーヴァティンを搭載。
パスカルメイジ搭載の全天候型哨戒VTOR。民間護衛に関する国際条約の規定のため、対潜を含む武装はなされていないが、それを補って余りある優れた航続距離と哨戒能力を持つ。通常定員はパイロット、コ・パイ、ナブの3人だが、最大4人まで搭乗可能。下方視界を確保するための独特のキャノピーは、「ポップアイ」と呼ばれている。
沈没船の調査から引き揚げ、曳航などのサルベージ作業と共に、修繕用のフローティングドックとしての機能も有する多用途作業調査船。巨大なクレーンを装備し、海上での安定した作業を行う為に半没型双胴を採用している。現在は、査定のための船体回収などの船舶保険の業務を中心に活動している。
民間の商業護衛用として設計された、haru-nico警備保障の主力護衛フリゲート。高速化する貨物輸送を護衛するため、推進抵抗が小さく安定性の高いトリマラン船型(三胴式)を採用している。従来の護衛艦と同等の性能を有しつつも、徹底した経済効率・省エネが図られており、様々な全自動化・少人数化の工夫がなされている。