品評会の翌日、学院長のオスマンは、盗まれた宝物「破壊の杖」と怪盗フーケの捜索隊結成を宣言し、教師たちに有志を募る。が、誰ひとり名乗りを上げる者はいない。そんななか、ただ一人、アンリエッタ姫の立場を案ずるルイズだけが名乗りを上げた。ルイズにライバル心を燃やすキュルケ、キュルケを心配するタバサも仕方なく名乗りをあげる。オスマンは、使い魔の才人を含む四人を捜索隊に任命し、オスマンの秘書・ロングビルが案内役兼責任者として志願することに…。一行は、フーケらしき人物の目撃情報があった森へと馬車で向かうのだが、馬車内で相変わらずケンカを始めるルイズとキュルケ。そうこうしている間に、一行は森の奥の小屋に辿り着く。人気のない小屋を捜索するルイズたちの前に、またしても巨大な土ゴーレムが現れたのだった…。