宇宙のステルヴィア　第13話　ふゆやすみ

太陽系が未曾有の危機に襲われた、西暦2356年も暮れようとしていた。ステルヴィアの学生たちも冬休み。志麻や光太たちもつかの間の里帰りのため、フジヤマに搭乗して地球へと向かう。地上へ降り立った志麻と光太を待ち構えていたのは、グレートミッションの英雄を一目見んと集まった大群衆。晶とジョジョを身代わりに宇宙港を抜け出した二人は、専用機で一路日本へ。空港で出迎えた真人と共に、光太の姉・陽子の重力船にピックアップしてもらうが、家への道すがら見る都市部の風景はセカンドウェーブの爪あとを生々しく残している。志麻の実家がある鎌倉への途上、音山家に立ち寄る一行。そこは孤島の天文台、空と海、美しい地球の自然に安らぎを覚え、肩を寄せ合う志麻と光太。だが、呼び出しを切った携帯への宇宙局からの緊急連絡が着信していることに気付いていなかった…。

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