ニャンメルを失った現実から逃れるようにして、衝動的な行動に走るみちる。しかし、いち早く彼女を見つけた雄二の手によって事なきを得るのだった。翌朝、昨日の出来事が嘘であるかのように、明るく振る舞うみちるの姿がそこにはあった。いつものとおりのツンデレでお馬鹿なみちる……。だが、ひとり雄二だけは、みちるの言動の裏に違和感を覚えていた。そんな折、雄二は、幸からとある箱の扱いについての相談を受ける。聞けばその箱は、以前みちるから預かって以来、返却も話題に出すことも禁じられたという。その中身に興味を持った雄二は……。