【あらすじ】
1861年、アメリカ南部。樫ノ木屋敷と呼ばれるウィルクス家の豪壮な屋敷の庭園で、野外パーティが開かれていた。その界隈の青年達の憧れの的であるスカーレット・オハラ(朝海ひかる)は、ウィルクス家の長男アシュレ(湖月わたる)に一途な思いを寄せていた。パーティー当日、アシュレと従妹・メラニー(檀れい)との婚約が発表されると聞き、スカーレットは婚約を思い止まらせようと愛を打ち明ける。しかし受け入れられず、期待を裏切られたスカーレットは半狂乱になってアシュレの頬を殴る。この一幕を見ていたレット・バトラー(轟悠)はスカーレットの淑女らしからぬ気性の激しさを称賛しながらも彼女をからかうのだった…。
※著作権上の都合により、一部割愛致しております。GONE WITH THE WINDBased upon the Novel by Margaret Mitchell
南北戦争を背景に、自由奔放で情熱的なスカーレットと彼女を一途に愛し続けるレット・バトラーの愛憎劇。マーガレット・ミッチェルの小説を原作に、宝塚歌劇では1977年の初演以来、再演を重ねる代表作の一つ。
’02年/専科・雪組/日生劇場/キャスト:轟悠、朝海ひかる、湖月わたる、檀れい ほか