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THE TUDORS〜背徳の王冠〜シーズン3 第5話 改革の揺り戻し

THE TUDORS〜背徳の王冠〜シーズン3 第5話 改革の揺り戻し

  • 72時間
  • 0:52:26
  • 220円(税込)

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あらすじ

ジェーンを失った悲しみで、ヘンリーは政務も捨てて部屋に閉じこもり、道化の老人以外、誰も寄せ付けない生活をしていた。だが一方では大事な世継ぎのエドワード王子のためには、その身の回りを過剰なほど気を配らせており、その采配を振るうのが伯父のエドワードと養育係のレディ・ブライアンだった。
 その息子フランシス・ブライアンとジェーンの次兄であるトム・シーモアは、ヘンリーの命令でポールを追ってイタリアのカゼルタまで来ていた。そしてやっと隠れ家を突き止めたが、間一髪のところで逃げられてしまう。
 引きこもり中のヘンリーは、美しさで讃えられるフランス王の持ち城シャンポール宮殿に対抗すべく、ノンサッチ(比類なく素晴らしい)と名付けた宮殿を建てようと計画していた。クロムウェルはその宮殿建設の準備を命じられる。しかしそれでなくともほかの多くの持ち城の修復や増築を控え、いくら修道院解体によって国庫が潤っていたとしても、その建築に予想される莫大な費用を思い、リッチと共に頭を抱えてしまう。
 ロンドンでは町を歩いていたクロムウェルの友人が殺されるという事件があった。犯人はわからなかったが、クロムウェルは自分に反感を持つ者の仕業だろうと推測する。さらに王宮内でも、シーモアの家臣がやはり何者かに殺されるということが起こった。王が不在の宮廷では、廷臣達の間で日頃の反目や敵意が顕在化し、喧嘩や暴力沙汰が絶えなくなり、ついには止めに入った守衛官まで命を落としてしまう。
 この混乱を収拾するために、クロムウェルは枢密院を召集した。しかしヘンリーの後ろ盾のないクロムウェルなど誰も相手にせず、ブランドンはあからさまに彼が貴族出身でないことを言い立て、おまえには従わないと席を立ってしまう。ほかの議員達も出ていき、あとには腹心のリッチしか残らなかった。
 ヘンリーは新宮殿の建設だけでなく、信仰箇条の改変も考えていた。その数年前にルター派寄りの信仰十箇条が法令として出されていたが、それをまた改変しようというのである。道化の言葉でやっと憂愁の暗闇から這い出てきた彼は、ガーディナー司教を召し出すようクロムウェルに命じる。このとき、やっと出てきたヘンリーにクロムウェルはものはついでと再婚を勧める。ヘンリーは気乗りしないが立場上やむを得ないと考え、花嫁探しを許可する。
 あやうく追っ手を逃れてローマにいたポールのもとには、兄モンタギュー卿から手紙が届いていた。弟の謀反が母や一家の破滅につながることを心配する内容だった。実際、ポールを捕らえ損なったヘンリーは、本人に直接手を下せないのなら…と考えているのだ。故国の家族の身を案じて迷うポールはそれをヴァルトブルクに見せるが、それを読んだ枢機卿はこれは悪魔の使いのクロムウェルが書かせたものだと言って、手紙を焼いてしまう。
 ヘンリーに召し出され信仰箇条の再検討を命じられていたガーディナーは、なかなか答申を出せずにいた。検討会議では保守派のガーディナーに対し、改革派のクランマーもいるため、意見をまとめることができなかったためだ。業を煮やしたヘンリーは自分で草案を作成、クランマー抜きでまとめることをガーディナーに命じる。
 ヘンリーは自分の都合で、その時々でやることにブレはあったが、本質的にはカトリックだった。そのため、出来上がった信仰六箇条は見事に改革以前の宗教観に回帰したものとなり、クロムウェルはあまりのことに呆然とするのだった。

ストーリー

一五三六年、ヘンリー8世とジェーン・シーモアの結婚式が行われた。クロムウェルとその配下のリッチによる宗教改革も着々と進んでいた。この年、議会でも「小修道院解散法」が通過し、英国教会財産査定委員会の調査官達による小修道院の解体・財産没収は苛烈を極めていた。

2009年/アメリカ/50分/日本語吹替版
製作総指揮:モーガン・オサリバン 製作総指揮/クリエイター/脚本:マイケル・ハースト
キャスト:ジョナサン・リース=マイヤーズ、アナベル・ウォーリス、サラ・ボルジャー、ジョス・ストーン

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