無料トライアル開催中!会員になってショウタイムを体験しよう!
ShowTimeサイト内 作品 Google検索

THE TUDORS〜背徳の王冠〜シーズン3 第8話 哀れなしもべ

THE TUDORS〜背徳の王冠〜シーズン3 第8話 哀れなしもべ

  • 72時間
  • 0:52:50
  • 220円(税込)

見る あとで見る!お気に入りに追加!

あらすじ

クレーヴズのアンと結婚したものの、彼女が気に入らなかったヘンリーは、重臣達を集め、結婚を解消するための根拠を捜すよう命じた。アンが以前、ほかの男と婚約していたことが心の重荷となり本当の夫婦になれずにいるから、というのが理由であった。アンと結婚したのは、仏王=カール皇帝同盟に対抗するためだったが、この二人が今はまたも反目しあっているため、政略結婚の意味がなくなったという理由もある。
 一方、結婚話がいっこうに進まないメアリーに、アン王妃はいとこであるバイエルン公国のフィリップ公が求婚に来ると朗報をもたらす。謹厳なカトリック教徒のメアリーは、ルター派の男では、とためらっていたが、実際にフィリップに会ってみて心が動き、彼の甘い言葉とキスを受け、幸せに酔いしれるのだった。
 アンの件で気分の冴えないヘンリーのために、ブライアンが「気晴らし」をみつけてきた。先代ノーフォーク公の未亡人が引き取っている、遠縁の娘キャサリン・ハワードである。この気晴らし作戦は功を奏し、ヘンリーは今まで知っている貴族の女達とは全く違う奔放なキャサリンに引かれ、土地や屋敷を与えて愛人にする。
これまで反目し合っていたブランドン、シーモア兄弟、ブライアンは反クロムウェルで手を握り、クロムウェルを失脚させるための策を練って着々と実行に移していた。
アンとの結婚問題でヘンリーの不興を買ったクロムウェルは、こうした反クロムウェル派の不穏な動きや、キャサリンに傾くヘンリーを見て、失脚と破滅の予感に怯えていた。しかし、ヘンリーはそれでも彼を信頼していると告げてクロムウェルを安心させる。
 だがその直後、ヘンリーはブランドンからフランス大使の言葉として、フランスとの友好のためにはクロムウェルが障害になっているという意見を吹き込まれる。
 結婚の解消の件に関しては、すでに反クロムウェル派が打開の道を見つけていた。アンがロレーヌ公の息子と結んだ婚約の契約書には不備があり、その契約は完全には解消されていない、従ってヘンリーとの結婚は無効というものだった。
 クロムウェルは突然逮捕され、ロンドン塔に放り込まれる。そして裁判を経ることさえなく、反クロムウェル派の先鋒の一人、ガーディナー司教による議会での一方的な糾弾によって反逆罪の裁定を受け、私権を剥奪される。ルター派の宣教師達を擁護したことなどが反逆罪の根拠であった。ヘンリーも、反クロムウェル派の書いた筋書き通り、彼を切らざるを得なかった。
 こうした動きの中、アン王妃は宮廷にますます居場所がなくなり、バイエルン公も追い返されて、メアリーの短い恋も終わった。
 獄中のクロムウェルは、アンとの結婚無効をより確実なものにするための傍証として、ヘンリーがアンについてどう言っていたか、また初夜は完了していたか否か、書面に記して提出しろと命じられる。クロムウェルは言われたとおり、ヘンリーがアンを嫌っていたこと、真の床入りはなかったことを書き記す。
 そして処刑の前日、エドワードとブライアンはクロムウェルを苦しめようという悪意から、首切り役人を酔いつぶれさせる。そのため、クロムウェルの最期はふらつく首切り役人の斧で何度も斬られるという凄惨なものだった。
 同じ日、アンはヘンリーとの結婚の無効を告げられ、遠くサリー州の平原では、ヘンリーとキャサリンが仲良く並んで出来上がったノンサッチ宮殿を眺めていた。

ストーリー

一五三六年、ヘンリー8世とジェーン・シーモアの結婚式が行われた。クロムウェルとその配下のリッチによる宗教改革も着々と進んでいた。この年、議会でも「小修道院解散法」が通過し、英国教会財産査定委員会の調査官達による小修道院の解体・財産没収は苛烈を極めていた。

2009年/アメリカ/50分/日本語吹替版
製作総指揮:モーガン・オサリバン 製作総指揮/クリエイター/脚本:マイケル・ハースト
キャスト:ジョナサン・リース=マイヤーズ、アナベル・ウォーリス、サラ・ボルジャー、ジョス・ストーン

» ご希望の作品が見つからない場合