白髪魔女伝　第11話

あらすじ

岳鳴珂（がく・めいか）は瑞（ずい）王の下命書を手に金独異（きん・どくい）に会いに行き、鉄飛龍（てつ・ひりゅう）の引き渡しを要求する。金独異は引き渡しを渋っていたが下命書を渡されると素直に応じた。岳鳴珂は鉄飛龍を練霓裳（れん・げいしょう）に差し出すが、鉄飛龍ではなく鉄飛虎（てつ・ひこ）だと分かると金独異に騙されたことを知る。武当（ぶとう）山では、罰を受ける卓一航（たく・いっこう）に、何萼華（か・がくか）が食事を毎日届けていた。萼華の父である白石（はくせき）は卓一航に関わるなと忠告するのだが、了承しないため娘に罰を与える。孟秋霞（もう・しゅうか）と王照希（おう・しょうき）は鉄珊瑚（てつ・さんご）を連れて明月峡（めいげつきょう）に向かっていたが、再び紅花鬼母（こうかきぼ）が行く手を阻む。孟秋霞に応援を呼びに行かせた王照希は鉄珊瑚（てつ・さんご）とともに逃走するが、紅花鬼母が放った毒の針を受け崖の下に落ちてしまう。

ストーリー

『白髪魔女伝』は、『セブンソード』で知られる梁羽生が著した同名小説を原作とした最新TVシリーズ。ブリジット・リンとレスリー・チャンが主演、傑作との呼び声が高い『キラーウルフ 白髪魔女伝』を含め、過去６回も映像化された人気の物語である。舞台となるのは、明の中期。太子と瑞王が皇位を巡って対立、宦官を長とする特務機関・東廠（とうしょう）と錦衣衛が瑞王派として権勢を振るう一方、武林最大門派の武当派が太子を支持していた。折しも江湖では、当代随一の武芸の使い手・玉羅刹（ぎょく・らさつ）率いる邪派・明月峡が悪名を轟かせ、武林はまさに一触即発―こうしたなか、物語の幕が開く。

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