白髪魔女伝　第27話

あらすじ

練霓裳（れん・げいしょう）を救った覆面の男は岳鳴珂（がく・めいか）だった。卓一航（たく・いっこう）の行動に絶望した練霓裳の心の傷は深く、黒髪が白髪になってしまう。満月ごとに発作は起きなくなり強力な力を得た練霓裳だったが、代わりに感情の制御ができなくなっていた。一方、耿紹南（こう・しょうなん）と黄葉（こうよう）は薬を飲ませて動けないようにした白石（はくせき）を連れて武当（ぶとう）に戻り、練霓裳が送り込んだ腕利きによってこのようになったと嘘をつく。卓一航は白石の容体を見て、練霓裳の命を必ず奪うと誓う。耿紹南は、卓一航が敵討ちを成功させ武当派の掌門（しょうもん）になるのではと恐れ、下山して慕容冲に会い状況を確認することに決める。また、岳鳴珂は今まで練霓裳のために手助けしたことが慕容冲（ぼよう・ちゅう）に知れる。孟秋霞（もう・しゅうか）もまた命令を聞かず、慕容冲の計画を壊したことがばれるが、一度だけ挽回の機会を与えられる。

ストーリー

『白髪魔女伝』は、『セブンソード』で知られる梁羽生が著した同名小説を原作とした最新TVシリーズ。ブリジット・リンとレスリー・チャンが主演、傑作との呼び声が高い『キラーウルフ 白髪魔女伝』を含め、過去６回も映像化された人気の物語である。舞台となるのは、明の中期。太子と瑞王が皇位を巡って対立、宦官を長とする特務機関・東廠（とうしょう）と錦衣衛が瑞王派として権勢を振るう一方、武林最大門派の武当派が太子を支持していた。折しも江湖では、当代随一の武芸の使い手・玉羅刹（ぎょく・らさつ）率いる邪派・明月峡が悪名を轟かせ、武林はまさに一触即発―こうしたなか、物語の幕が開く。

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