白髪魔女伝　第30話

あらすじ

耿紹南（こう・しょうなん）は慕容冲（ぼよう・ちゅう）に卓一航を殺すよう命じる。耿紹南は白石（はくせき）の容体が悪化したという知らせを伝えて、みんなに武当（ぶとう）山へ戻ろうと促し、慕容冲は竜組を召集して卓一航を襲撃する手はずを整えた。白敏（はく・びん）は慕容冲や卓一航の動向を練霓裳（れん・げいしょう）に報告する。その話を聞いていた孟秋霞（もう・しゅうか）は伝書鳩を飛ばすが、それを王照希（おう・しょうき）に見られてしまう。一方、紅花鬼母（こうかきぼ）は鉄飛龍（てつ・ひりゅう）を殺そうとするが、鉄珊瑚（てつ・さんご）を捕まえることを約束し、飛龍は危機を逃れる。武当山に戻る道中、竜組に遭った卓一航たちの前に練霓裳が現れる。慕容冲と練霓裳が戦っている間に、卓一航は覆面の男に崖から落とされる。練霓裳に腕をつかまれ助けられるが、白髪になった練霓裳を見て、自分が苦しめたせいだと思った一航は、自分を忘れてくれと言ってその手を放す。

ストーリー

『白髪魔女伝』は、『セブンソード』で知られる梁羽生が著した同名小説を原作とした最新TVシリーズ。ブリジット・リンとレスリー・チャンが主演、傑作との呼び声が高い『キラーウルフ 白髪魔女伝』を含め、過去６回も映像化された人気の物語である。舞台となるのは、明の中期。太子と瑞王が皇位を巡って対立、宦官を長とする特務機関・東廠（とうしょう）と錦衣衛が瑞王派として権勢を振るう一方、武林最大門派の武当派が太子を支持していた。折しも江湖では、当代随一の武芸の使い手・玉羅刹（ぎょく・らさつ）率いる邪派・明月峡が悪名を轟かせ、武林はまさに一触即発―こうしたなか、物語の幕が開く。

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