白髪魔女伝　第36話

あらすじ

耿紹南（こう・しょうなん）は何萼華（か・がくか）に求婚すると、萼華は断ることができなかった。一方、紅花鬼母（こうかきぼ）と雷児（らいじ）は慕容冲（ぼよう・ちゅう）に捕らえられた鉄珊瑚（てつ・さんご）を訪ねる。鉄珊瑚は雷児からもらったグイホアガオを食べて苦しみだす。その頃、王照希（おう・しょうき）から錦衣衛（きんいえい）の中に紅花鬼母と雷児がいると聞いた練霓裳（れん・げいしょう）は、全員まとめて殺そうと一人錦衣衛に飛び込んでいく。慕容冲は雷児と紅花鬼母に練霓裳の相手をさせ、その間に鉄珊瑚を隠す。練霓裳と雷児、紅花鬼母の闘いを変装した卓一航（たく・いっこう）が陰から見ていた。紅花鬼母は重症を負い逃亡するも、死んでしまう。一方、練霓裳は卓一航に助けられるが、目を覚ました時にその姿はなく、卓一航に救われたことには気づかない。その頃、苦しむ鉄珊瑚のもとに岳鳴珂（がく・めいか）が…。

ストーリー

『白髪魔女伝』は、『セブンソード』で知られる梁羽生が著した同名小説を原作とした最新TVシリーズ。ブリジット・リンとレスリー・チャンが主演、傑作との呼び声が高い『キラーウルフ 白髪魔女伝』を含め、過去６回も映像化された人気の物語である。舞台となるのは、明の中期。太子と瑞王が皇位を巡って対立、宦官を長とする特務機関・東廠（とうしょう）と錦衣衛が瑞王派として権勢を振るう一方、武林最大門派の武当派が太子を支持していた。折しも江湖では、当代随一の武芸の使い手・玉羅刹（ぎょく・らさつ）率いる邪派・明月峡が悪名を轟かせ、武林はまさに一触即発―こうしたなか、物語の幕が開く。

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