辺塔待ちの奈々

ストーリー／あらすじ

小島ナナは麻雀好きの大学の恋人の高橋和也といつも一緒に、雀荘に通っていた。麻雀初心者のナナはなぜか基本に忠実に打つことができずに、いつも辺チャンで待つ習性を持っていた。結局、いつも和也はナナの負け分を払う日々が続いていた。和也は、ナナに打たせることを辞め、一人で打つことで連戦連勝し、大金を掴むことに成功する。そんなある日、西岡という一人の男が、和也に大勝負を挑んでくる。ノリニ乗っていた和也だったが、西岡に大敗し、有り金すべてを失くしてしまい保証人としてナナを差し出し、消息をくらましてしまう。西岡のお世話をすることになったナナは、西岡の提案で打ち子として麻雀を再開する。日に日に実力をつけるナナ。二年の歳月が流れたある日、西岡が和也を目撃したことをナナに伝える。自分を捨てた男・和也に、麻雀での勝負を申し込むナナ、果たして勝負の行く末とは…

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