ダグはカラカスへと飛び、ギャヴィンにレイチェルの居場所を無理やり吐かせる。そして、新たな人生を歩もうとする彼女のもとへ、悲しい目的と共に車を走らせる。アイオワ党員集会を制するため、ダンバーとしのぎを削る中、フランクとクレアの心の距離は離れていくばかりだった。「対等なチーム」を掲げ、頂点まで突き進んできた彼らだったが、今やクレアはみずからの無力さに苛まれ、憤りを感じずにはいられない。二人が抑えていた感情は遂に爆発し、残忍な言葉をぶつけ合うことになる。そして翌日、クレアはある決断を下す――。
弾劾寸前に追い込まれたウォーカーは辞任。フランクは遂に合衆国大統領の座を手に入れ、次期大統領選を見据えた大規模な雇用計画や、ロシアとの国交に注力する。そこへ訟務長官のダンバーが出馬を表明。フランクの無慈悲な謀略と、彼女の正義感が拮抗する。ファーストレディー“以上”を求めるクレアは、自身の政治人生を拓くべく動き始める。しかし、あくなき野心は、やがて夫婦関係を脅かすものへと形を変えるのだった。
2015年/アメリカ/全13話/日本語字幕版
監督:デヴィッド・フィンチャー,ジョシュア・ドーネン,エリック・ロス,ケヴィン・スペイシー,デイナ・ブルネッティ
キャスト:ケヴィン・スペイシー,ロビン・ライト,マイケル・ケリー,マハーシャラ・アリ,エリザベス・マーヴェル,デレク・セシル