王宮内で次第に孤立し、武寧(ムリョン)王からも面会を拒まれる王女。一方、ソルランは、自分の肩に守百香(スベクヒャン)の入れ墨があることを不思議に思う。そんな中、王女の母親が東城(トンソン)王を暗殺した逆賊ペク・カの娘であると知ったソルランは、ペク・カの元使用人が1人だけ、王宮にいることを突き止める。
時は6世紀の百済(ペクチェ)、第24代王 東城(トンソン)王の治世末期。加林(カリム)城の城主 ペク・カの娘チェファは、王の従兄にあたるユンと密かに情を通じており、彼の子を身ごもっていた。そんなある日、戦地から帰ったユンはもし子供が出来、娘だったら百済を守る花という意味の“スベクヒャン”と名付けようとチェファに話す。その頃、チェファの父ペク・カは娘とユンの関係を知り、東城王がいなくなれば娘が王妃になるのではと考えていた。そんな中、ユンの側近ヘ・ネスクから“ユンも東城王の死を望んでいる”とそそのかされ、東城王の暗殺を実行する。ペク・カの屋敷が炎に包まれ、父の側を離れようとしないチェファを家来のクチョンが助け伽耶(カヤ)へ逃げると、そこで女の子を出産し、その子にユンと約束した“スベクヒャン”ではなくソルランと名付ける。時が立ち、チェファとクチョンの間に生まれたソルヒは、異父姉ソルランが武寧王の娘だと知って彼女に成り済ますことを考える。自分の身分を知らないソルランは、祖国を守る諜報団ピムンの一員となるが…。
2013年/韓国/全108話/MBC/日本語字幕版
監督:イ・サンヨプ、チェ・ジュンベ 脚本:ファン・ジニョン
キャスト:ソ・ヒョンジン、ソウ、チョ・ヒョンジェ、チョン・テス