ヘナの顔を見て抱き締めることができたヨンシンは、この世に別れを告げた。葬儀を終えたスジンはヘナを保護所に送り届け、これで2人の関係は終わるかに思われた。2年の執行猶予が終わるころ、スジンはアイスランドに行けることになったがヘナのことを思い踏み出せないでいた。ちょうどそのころヘナはグループホームから別の家庭に養子に出されることになる。しかしヘナの表情は暗かった。そこでスジンはヘナを養子として迎え入れる決心をするがグループホームの母親の同意が得られず悩んでいた。そんな時、ヘナにとって母親はスジンしかいないと知ったグループホームの母親はスジンに協力することに決める。それから1か月後、スジンとヘナは海辺で鳥を見ていた。
幼い頃に受けた心の傷を抱え、周囲に心を閉ざして生きてきたスジン(イ・ボヨ ン)。勤めていた鳥類研究所が閉鎖され、小学校の非常勤教師として働くことに。 そこで母親(コ・ソンヒ)とその恋人から虐待を受けている8歳の少女ヘナ(ホ・ユ ル)と出会う。ヘナが虐待を受けていることを知ったスジンはこれまで感じたことのない母性が自分の中に生まれていることに気づく。そしてスジンはへナを守る ため、偽の母娘となって2人で逃亡することを決心する。
2018年/韓国/全16話/日本語字幕版
監督:キム・チョルギュ 脚本:チョン・ソギョン
キャスト:イ・ボヨン、ナム・ギエ、イ・ジェユン、ホ・ユル