緋縮緬地獄

SM小説の歴史に燦然と輝く名作『緋縮緬地獄（ひぢりめんじごく）』――奇譚クラブで連載されたこの伝説の名作を現代最高のSM女優である川上ゆうで映像化。原作を収録した冊子も封入し、作品世界を深く愉しめる贅沢な作りになっている。原作は白鳥大蔵。緊縛の大家であり、奇譚クラブから流れる現代SM文化の礎を作ったひとりである濡木痴夢男（ぬれきちむお）のペンネームである。【物語のあらすじ】大店（おおだな）・大津屋のお絹とお雪は伊勢町界隈では評判の美人姉妹だった。大津屋の密貿易に気づいた悪漢たちは、強請（ゆすり）を計画し、その手始めに美人姉妹を誘拐する。悪漢たちは姉妹を只で帰すつもりは毛頭なく、美しき姉妹のおぞましい恥辱の受難が幕を開けるのだった。

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