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桜嵐記(’21年月組・東京・千秋楽)

桜嵐記(’21年月組・東京・千秋楽)

  • 168時間
  • 1:43:42
  • 550円(税込)

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「太平記」や「吉野拾遺」などに伝承の残る南朝の武将・楠木正行の、儚くも鮮烈な命の軌跡を、一閃の光のような弁内侍との恋と共に描く。貞和3年。住吉・阿倍野の合戦において、弟の正時(鳳月杏)、正儀(月城かなと)らと共に少数の兵で善戦していた楠木正行(珠城りょう)は、峠道でとある網代輿が北朝の高師直の手先に襲われているところに出くわす。正行は男たちを蹴散らし、輿に乗っていた南朝の女官・弁内侍(美園さくら)を救う。しかし弁内侍は好色な師直の下心を知りつつ、わざと誘いに乗り師直の寝首を掻くつもりだったと言い、正行が助けたことをなじるのだった。正行は敵愾心に震える彼女を吉野まで送り届けるため、半ば強引に自らの軍に同道させる。道中、弁内侍は無骨だが高潔な正行の人柄に触れ、次第に惹かれていく。正行は山深い吉野の行宮へ弁内侍を伴って凱旋。戦勝を報告する傍ら、南朝の公卿たちに北朝と和睦するべきだと主張する。しかし居丈高な公卿たちは北朝を倒して京を奪還することしか頭になく、心優しい後村上天皇(暁千星)も後醍醐天皇の遺志に縛られ、戦いをやめることはできないのだった。正義は、自分たちは何のために戦っているのかという憤りを正行にぶつける。それは正行自身もまた、己に投げかけている問だった。やがて、吉野の桜が爛漫と咲き乱れる季節が訪れ、四条畷の決戦が目前に迫ってくる。何のために戦うのか―桜嵐の中、正行は己の選んだ道を歩んでいく・・・。 作・演出:上田久美子

2021年/月組/東京宝塚劇場/キャスト:珠城りょう、美園さくら、月城かなと

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