玉昭令 第10話

あらすじ

忙しいから会う暇はないと言いつつも、展顔（てん・がん）が気になる端木翠（たんぼく・すい）。彼女は展顔のいる甘味処へやってくると、姿を消して彼のそばへ。最初こそ気づかなかったものの、机の上にある人形が不自然に動くのを見て、展顔は端木がいるのを察知するのだった。横に彼女の気配を感じながらも、素知らぬ顔で巡回をする展顔は、途中で縁談相手の李瓊香（り・けいこう）に出くわす。瓊香が展顔に近づくのが面白くない端木は…。

ストーリー

明（みん）国の都・啓封（けいほう）府を震撼させる怪事件が起きた。全身が干からびた奇妙な死体が、２つも発見されたのだ。それは人間の所業ではないように思われた。そして、劉家（りゅうか）村でも同じような死体が。捜査に乗り出した捕吏長・展顔（てん・がん）たちは、３人の被害者の意外な共通点に気づく。それは彼らが皆、百花（ひゃっか）楼の妓女・翠玉（すいぎょく）と何らかの関わりを持っていたという事実であった。百花楼へと急ぐ展顔。ちょうど彼が妓楼へ辿り着いたのと同じ頃、翠玉の“正体”に気づいたある人物が、彼女と対峙していた…。

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