屏里狐（びょうりこ）〜私の愛する守り神〜 第9話

あらすじ

屏風店にやって来た瓊花は、雪景の命を奪うつもりではなかったと涙を流して白笙らに訴えるが、毒を盛ったことに変わりはないと冷たく言い放たれる。その時、白頭翁を渡した老婆が店に現れ、方術で白笙らを攻撃。瓊花は必死で彼岸花を守ろうとするも老婆に一撃される。老婆の毒により雪景の彼岸花は枯れてゆく。雪景を救うため、よえんは胡庸に言われた通り、最も清き水を求め崑崙山へ向かう。しかし３日屏風に戻っていないよえんに残された時間は残りわずかだった。

ストーリー

落ちぶれてしまった女絵師の鄭雪景（てい・せつけい）は、先祖代々から続く屏風店を経営している。ある日、鄭雪景の恋人が親友と浮気してしまい、傷心し酔っ払った彼女は、異世界との境界にある酒屋に迷い込む。偶然にも酒屋にあった特殊な屏風に３匹の狐：赤い狐のよえん、白い狐の白笙（はくしょう）、黒い狐の小黒（しょうこく）を封印してしまう。次の日、なんと３匹の狐は人間の姿になって雪景の前に現れた！この屏風に封印された者は封印した者と10年の主従関係を結ぶ決まりがあり、鄭雪景は狐仙らの主人になることに。４人は固い絆で行動を共にし、３狐仙は不思議な力で鄭雪景を助けていくが、４人の関係は複雑に絡み合っていく。

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