法医学者JDのケースファイル 第1話 羊頭の殺人者

あらすじ

死者の死因を突き止める特別組織、ＨＤＭＩで働く法医解剖医のＪＤ。ある日、10年前に亡くなった俳優、モク・ユーサム主演の映画「羊頭判官」を模倣した連続殺人事件が起きる。最初に殺されたのは妻子ある男性と不倫していたリョン・マンジンだった。殺害現場には羊のかぶり物が置かれ、そこにはある人物の血痕が残されていた。事件を捜査することになった熱血刑事、ラウ・ジーミンは、モク・ユーサムの追悼記念展に張り込むことになる。

ストーリー

死因解析研究所の法医学研究員JDはどんな遺体からも犯罪の証拠を見つけ出し難事件を解決してみせる優れた才能の持ち主。光や音、他人の感情などの刺激に敏感に反応してしまうHSP（Highly Sensitive Person）だが、その弱点がかえって強みとなり、思いがけない事件の手がかりを見つけ出すことができる。彼女が姓名不詳の女性を意味するJane Doe（ジェーン・ドウ）と呼ばれるのは身元不明の子供として孤児院で育ったためだが、実は妻殺害の容疑をかけられ行方不明となった彼女の父親も優秀な法医学者で、これまで彼女は父親の言いつけを守り素性を隠して生きてきた。そして、ある猟奇殺人事件をきっかけに刑事・劉志明と出会ったJDは、子供時代の記憶の空白を埋めて自分と家族を不幸にした忌まわしい事件の真相を明らかにしようと、彼と共に危険な捜査に乗り出していく。

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