恋心が芽吹く頃〜Blooming Days〜 第27話

あらすじ

安王が賀連信に誘われてやってきたのは、世子の座を廃された賀連儲（がれんちょ）の屋敷だった。そこで賀連儲が安王のために葡萄（ぶどう）酒を作り、写経をしていたことを知る。そのあと、賀連儲は許されて世子の座を取り戻し、賀連信は尽力が認められて群王に封じられる。そんな中、呂北逸は賀連信に呼び止められて一緒に酒を飲むが、そこで賀連信が口にしたのは、駱青蓮へのあふれる想いだった。その夜、賀連信を待つ駱青蓮のもとに酒に酔った呂北逸が現れて…。

ストーリー

駱（らく）家の令嬢・青連（せいれん）は愛する恋人・呂北逸（りょほくいつ）との婚礼を前に、王様・賀雲朔（がうんさく）の亡き妻に瓜二つという理由でお妃選びに強制的に参加させられる。ところが、ある騒動が持ち上がり、駱青連は第三子・賀連信（がれんしん）の妾として引き取られる羽目に。駱青連は運命の変転に抗おうとするも、賀連信の妻や側室たち、兄弟らがしのぎを削る権力争いの渦中へと放り込まれてしまう。賎民に落とされた呂北逸を助けるために賀連信に協力することにした駱青連だったが、賀連信とともに過ごすうちに民を思う彼の真実の姿を知り、次第に惹かれていく。王家の権力闘争が激しさを増す中で果たして2人は愛を育んでいくことができるのか――？

» ご希望の作品が見つからない場合