魔都と呼ばれた1930年代の上海で、日本人の財閥が誘拐されるという事件が発生する。

上海を訪れたヴァイオリニスト・クライネフには、某国の諜報員だという疑いがあり…。

上海にある4つの大きなデパートのどこかに爆弾を仕掛けたという犯行声明が届き…。

風蘭に店のメニューに載せる食品写真の撮影を頼まれる葵と葛だが、二人は息が合わず…。

なぜか西尾に固執し、その行方を追っていた葛は、自分も尾けられていることに気づく。

上海在住の日本人哲学者・三木の邸に潜り込んでいた葵は、突然、その姿を消してしまう。

満州に集った日本人たちの視点を通し、満州事変勃発に至る道のりを描く。

桜井機関の「今まで」と「これから」を、作品のキーパーソンが語る。

満州事変の勃発からわずか半年。日本は中国東北部に満州国の建国を宣言するのだが…。

物理学者・市ノ瀬の実体を探ろうと、雪菜と棗はホテルに張りこむが、そこに現れたのは…。

高千穂勲によって拉致された葛は、連れていかれた先で勲の野望の一端を聞かされる。

勲と葛の行方を追う葵たちは、勲たちが計画の準備作業を行っている場所を突き止める。

皇帝即位の式典当日の夜。大勢の群衆が集まるなか、突然、会場が闇に包まれる…。

勲の目的を突き止めた葵と葛は、最悪の未来を回避すべく、飛行場へ向かうのだが…。

各地の軍へ手先を送りこむ“潜伏侵略”により、天下は早くも豊臣へと傾きつつあった。

いつも睦まじく幸せそうな謙信とかすがの姿を見た慶次は、胸の内を吐露するのだった。

豊臣の野望を打ち砕くため西を目指す真田幸村は、その道中、ある奇妙な噂を耳にする。

傷癒えぬまま大坂へ向かう伊達軍。しかし、その行く手には上杉軍が立ち塞がるのだった。

安芸・厳島沿岸にて、豊臣・毛利連合軍と長曾我部元親との激しい戦いが幕を開ける。

さだまらぬ想いを抱えたまま薩摩へとたどり着いた幸村を、ある出逢いが待ち受けていた…。

大坂城にて対面を果たした秀吉と慶次。しかし、二人の対話は相容れることがなく…。

豊臣の本拠地を目指し驀進する伊達軍は、その途上、山中の野営地を謎の集団に襲われる。

苦戦を強いられる薩摩軍をさらに陸と海から挟撃すべく、毛利軍が迫りくるのだった…！