段宏がずっと忘れられない想い人というのが実は衛子夫だと気づいてしまった衛青。

衛子夫が3人目の公主を生んだ頃、高祖廟で火災が起こり宮中の者は喪に服す。

太皇太后の亡き後、王皇太后に溺愛される弟・デンフンが丞相の地位を利用して汚職を重ねる。

デンフンの謀略によって灌一族の罪が明らかになり、死罪をまぬがれることができなかった灌夫は処刑されてしまう。

偽勅で竇嬰の処刑を止めようとするが、果たせなかった段宏。

祟りに怯えるようになったデンフンが錯乱して死亡。

一連の不幸な出来事はすべて衛子夫のせいだと考えるようになった王皇太后。

3番目の公主を王皇太后に取り上げられ、心配のあまり眠れぬ毎日を送る衛子夫。

不仲の王皇太后と衛子夫から逃れるように陳皇后の元に通う武帝・劉徹。

心身ともに衰弱した衛子夫の解毒を急ぐ武帝・劉徹は宮中捜索を決断。

いまだに子衿湯の禁断症状が残る武帝は、陳皇后と竇太主を決して許そうとはしなかった。

将軍として初陣を飾ることになった衛青が出陣する。

将軍として戦果を上げて凱旋した衛青だったが、平陽公主と結ばれることは彼女の名誉を汚すことになると悟って、別の女性と結婚することを決意。

皇后即位の前に武帝・劉徹に里帰りを許された衛子夫は、段宏に伴われて2人の思い出が残る故郷を訪ねる。

衛子夫が皇后に即位して以降、日照りが続いているのは不吉だという噂が流れはじめる。

易寒の機転で劉安の陰謀は阻止され、衛子夫（えいしふ）に対する悪い噂も消える。

下劣な本性を現した夏侯頗と仲違いした平陽公主は、1人で病身の王皇太后の元へ。

新たな妃選びが始まり、貧しい出身ながら美しい姉妹、王桑（おうそう）と王燕（おうえん）が最終選考に残る。

武帝・劉徹（りゅうてつ）から大将軍に任命された衛青（えいせい）が謎の刺客に襲われる。

衛青の暗殺に成功したと考えた劉安（りゅうあん）は、淮南で挙兵する準備を進めていた。

懐妊した王燕に毒が盛られ、王燕を恨む姜柔の仕業だと気づいた衛子夫は彼女を尋問。

王燕が皇子を産み、大いに喜んだ武帝と衛子夫は皇子に?と名付ける。一方、淮南では段宏が劉安の挙兵を阻止する。

平陽公主（へいようこうしゅ）は劉安（りゅうあん）の一味と付き合いのあった夏侯頗（かこうは）と離縁。

王燕の息子がおもちゃの太鼓で叩かれ額に怪我をする事件が起こる。衛子夫の息子・拠の仕業と思われたが…。

衛青が最後の戦いに出陣することになる。臓腑を痛めていることに気づいた沈葭だが…。

沈葭の死を嘆き悲しむ衛青は心を閉ざしていたが、衛子夫からの手紙を読んで立ち直り…。

衛青とその甥・霍去病が凱旋、衛子夫の一族がますます権勢を誇ることを王桑姉妹は快く思わず…。

洋々たる前途が待っていたはずの霍去病が急逝し、皆が悲しみに暮れる。また、段宏は麗姫と離縁し…。

息子・襄（じょう）を亡くして都に戻ってきた平陽公主。拠り所のなくなった彼女は将来を不安に思い…。

衛子夫恨みしていた平陽公主がその誤解を解き、長年の想いを叶えてついに衛青と結婚するが…。