男女比不均衡の時代。男たちは結婚のために「夫検定」の取得が不可欠だった。ミンソンは個人教師ミニと仮想夫婦として暮らすが…。

デザイナーのジュナは新しいマネキンを探していた。ある日、露店で魅力的なマネキンを見つけ、何かに憑かれたように買ってしまい…。

魔女になる運命のヨンインは、魔女学校に通うため恋人ドンハのもとを去る。だが、ドンハはヨンインのことが忘れられず…。

ジンワンは毎晩、妻を満足させるため奮闘するが、妻の反応は前と違い冷淡だった。偶然、インターネットで不思議なクリームを見つけ…。

天才小説家のヨンファは、新作のため山荘にこもって執筆活動をしていた。すると神秘的な雰囲気のソウォンという秘書が訪ねてきて…。

ジョンインはダンサーになる夢をあきらめず、情熱にあふれていた。ある夜、1人の浮浪者と出会い、その男の家に行くことになるが…。

催眠術師であるサングの妻、ウンソは記憶喪失だった。ある日、1人でドライブに出かけたウンソは、懐かしさを感じるカフェを見つけ…。

ゲーム好きのジヌには恋人がいながらも、頭は他の女と遊ぶことしかない。酒に酔い路地に入ると、古いジョイスティックを見つけ…。

チョルギュは妻と倦怠期を迎えていた。ネットサーフィン中に偶然、“モダン・サイバネティックス”の無料サービスを見つけるが…。

建築デザイナーを夢見るテソンに設計の初仕事が舞い込んだ。徹夜で仕事に打ち込んでいたある日、壁から女性のあえぎ声が聞こえ…。

ミョヒャンは毎晩、正体不明の男から電話がかかってくるが、彼女の孤独は癒やされない。そんなある日、下着が入った箱が届き…。

愛する妻がこの世を去った後、生きる意欲を失ったビョンウは無気力な日々を送っていた。ある日、とうとう自殺を決意するが…。

元バレリーナのインスクは、生活に味気なさを感じていたある日、自分の車の上に座っている男に出会う。一瞬で心を奪われた彼女は…。

恋人を失ったスジンは心の傷を癒やすため、“幻想の島”と呼ばれる離島に1人向かう。民宿で寝ていると、部屋に何かが投げ込まれ…。

初公判の日。チョンミョン高校の裏サイト「闇の森」でとんでもない情報を掴んだムヒョクはイ所長の指示に背き、ハンスの無罪を主張。対するチャ・ヒョンジョン検事は、現場の証拠と状況から懲役20年を求刑する。そんな中、ムヒョクが出した証拠資料を見たハンスは逆上してムヒョクに掴みかかり、「全部自分がやった」と言い放つ…。

スアの葬儀に行ったムヒョクは、生徒4人の不穏な会話を耳にする。同じ頃、ムヒョクのオフィスでは検察がさまざまな不正を理由に書類を押収していた。慌てて駆けつけるムヒョクだったが、イ所長に裏切られ弁護士資格まで剥奪されてしまう。全てを失ったムヒョクは2カ月後、臨時教師キ・ガンジェとして高校に潜入し、独自の捜査を開始する…。

ハンスの担任教師ハ・ソヒョンは、イ・テソク事務長から生徒のカウンセラーに任命される。ムヒョクは歓迎会を早々に切り上げ、写真部の部室に侵入する。裏サイトをハッキングした友人パク・ウォンソクの協力で、投稿写真がフィルム写真だと気付いたからだ。期せずしてその夜は、生徒たちの間で危険な“バトル”が行われようとしていた…。

屋上での騒ぎを止めたのは、教師や生徒から一目置かれる優等生ユ・ボムジンだった。ムヒョクはボムジンにハンスのことを尋ねるが、彼は事件に胸を痛めているのか多くを語らない。その後ムヒョクは、ハンスが自殺未遂をする直前に面会したと思われる人物のスニーカーを特定。登校時に校門に立ち、スニーカーの持ち主を捜すことにするが…。

バトルを主催したソン・ジュンジェは、アン・ビョンホへのいじめをエスカレートさせていた。イ所長の息子イ・ギフンは、法律の授業でムヒョクに論破され憤慨。ムヒョクが屋上の騒ぎを見ていたと知るや、用心棒のジュンジェを使ってムヒョクを調べようとする。一方、ボムジンの恋人ハン・テラは、担任のチョ・ミジュにある予定表を手渡す…。

駐車場でイ事務長とミジュの言い争いを目撃したムヒョク。その会話から、ミジュがスアから脅迫を受けていたこと、テラの管理をやめたがっていることを知る。さらに、スアを乗せた代行運転手の証言で、イ事務長がスアを平手打ちしたことがわかり、3人の関係に疑念を深めていく。一方、ジュンジェはムヒョクの授業を妨害しようとするが…。

裏サイトにムヒョクとソヒョンのスキャンダル画像が出回る。生徒たちの間で2人の噂が広まる中、放送部のソ・ユナは、部室から高価なカメラがなくなっていることに気付く。一方、ムヒョクとウォンソクは、ヒョンジョンの上司であるヤン・サンベ次長検事がイ事務長から接待を受けている証拠を掴む。そこに突然ソヒョンが訪ねてきて…。

裏サイトを運営していたのは、アイドル練習生のナ・イェリだった。ムヒョクはデビューを控えたイェリに、SNSに悪質な書き込みをした証拠を突き付け、「闇の森」のアプリを消させることに成功する。同じ頃、アプリが消される直前にスアの写真や大量の書き込みを見たソヒョンは、協力してくれたユナに詳しい事情を聞くことにするが…。

単独で事件を追っていたヒョンジョンは、捜査の不審な点に気付き事件現場を訪れる。しかし、スアの部屋はイ事務長に買い上げられ、証拠保全を無視して清掃作業が進められていた。一方、ムヒョクとソヒョンは、それぞれの方法で事件以前のスアについて探っていく。そこで、友人だったはずのテラとイェリが彼女をいじめていたことが判明し…。

ムヒョクがハンスの弁護士だという事実がソヒョンに知られてしまった。ちょうどその時、ビョンホとジュンジェが殴り合うという事件が起こる。いじめに耐えられなくなったビョンホはジュンジェにカッターで切りかかり、止めようとしたムヒョクは腕に傷を負ってしまう。チョン・ヨンヘ教務主任は2人を退学させて事態を収拾しようとするが…。

教務主任から自主退学届を手渡されたビョンホは、取り乱した様子でイ事務長のもとへ向かう。同じ頃、ムヒョクはジュンジェを問い詰め、限定版スニーカーの真の持ち主がビョンホだったと知る。なぜビョンホが拘置所のハンスを訪ねたのか？ 謎が深まる中、ムヒョクはスアとハンスが育った養護施設に行き、彼らの関係について調べ始める。

スアが男と家に入る写真があるとイェリに聞いたムヒョクは、写真部の部室に忍び込む。しかし、そこには弁護士時代の自分の写真があった。さらに、写真を手に取った瞬間ボヤが起こり、証拠となる写真が全て燃えてしまう。そこでムヒョクは、スアの身に起きた盗撮やいじめを例題に授業を展開し、ボヤを起こした犯人に揺さぶりをかける。

スアを殺した真犯人にこだわるギフンは、父親であるイ所長からこれ以上疑問を持たないよう厳しく注意される。ムヒョクはそんなギフンの懐疑心を巧みに操り、証拠となるネガフィルムを渡すよう交渉を持ち掛ける。そんな中、リサイタルを間近に控えたテラが、授業中にミジュと口論になり手を痛めてしまう。激怒したテラの母親が職員室に押しかけ…。

ソヒョンは学校が特定の生徒を優遇している証拠を手に入れた。一方、ムヒョクとウォンソクはリサイタル会場でイ事務長に盗聴器を仕掛け、騒ぎの様子や要人たちとの会話を盗聴していた。あと少しのところで決定的な言質を得られるはずだったが、イ事務長を逮捕しに乗り込んできたヒョンジョンに邪魔されてしまう。そこへソヒョンが駆けつけ…。

リサイタルの翌日。イ事務長に呼び出されたムヒョクは、テラの新たな担任兼管理役に任命される。ボムジンはムヒョクがイ事務長の身辺を探っていることを知り、警戒心を強めていく。中央地検では、ヒョンジョンがヤン次長検事の内部調査を始めていた。一人、また一人と協力者が増える中、ムヒョクはさらなる危険な捜査に乗り出していく…。

ムヒョクは試験中にボムジンの携帯をハッキングしようとするが、試験を早く終えたボムジンが携帯を返すよう迫る。しかたなく中断するが、抜き出したデータの一部から、ボムジンがスアのカタログ写真を持っていたこと、スパイアプリで誰かの携帯を監視していたことがわかる。そこへ、ボムジンの父であるユ・ヤンギ議員が捜査線に浮上して…。