ソヒョンはビョンホをハンスの病院に連れていき、拘置所で何を言ったのか聞き出そうとする。ビョンホはイ事務長に利用されたことを誰にも言えず、ハンスを自殺未遂に追い込んだ罪悪感に苦しんでいた。一方、ユ議員とイ事務長の間に繋がりがあったと疑うムヒョクは、事務長室の金庫に接待リストと思しき手帳があったことを思い出し…。

ムヒョクとウォンソクは深夜に忍び込んだ事務長室で、イ事務長の死体を発見する。金庫の中にあったはずの携帯と手帳は消え、机の上には直筆の遺書が残されていた。ムヒョクは何者かが口封じのために殺したと推測するが、警察は自殺と断定。その頃ボムジンは、テラやイェリにムヒョクの正体を暴露し、この件を仕切ろうとしていたが…。

ムヒョクが弁護士だと知ったテラは、早速ムヒョクを脅して従わせようとする。しかし、逆に事件の日のアリバイを問い詰められ、一緒に映画を観ていたボムジンが途中でいなくなっていたこと、戻った彼の服から焦げ臭い匂いがしたことを思い出す。一方、ソヒョンはイ事務長と関わっていたビョンホの身を案じ、彼のアパートを訪ねるが…。

ムヒョクはかつてジュンジェに脅されていたイ・ジウンに呼び出され、校内で暴行の疑いをかけられる。ソヒョンの機転でムヒョクは窮地を脱するが、ジウンの行動はムヒョクを追い出そうとするボムジンが仕組んだことだった。一方、抜き出したボムジンの携帯データが復旧し、ウォンソクはボムジンが父の携帯を監視していたことを突き止める。

ボムジンのアリバイが気になっていたテラは、映画の途中で席を離れた彼が結末までのストーリーを答えられるか試す。一方ムヒョクは、真犯人を知りたがっているギフンをたきつけ、ボムジンが隠していることを探ろうとする。そんな中、スアとイ事務長の事件を、どちらも広域捜査隊のオ・ギファン警部補が担当していたという事実に気付き…。

ヒョンジョンは積極的にユ議員と警察の接点を探そうとしていたが、何者かに襲われ大ケガを負ってしまう。一方、校内ではソヒョンが生徒らとカウンセリングを行った結果、ボムジンが生徒たちをコントロールしていることが明らかになる。そんな中、ムヒョクがギフンにボムジンとスアの関係を尋ねると、さらなる事実が浮かび上がってくる…。

調査報道で有名なカン・ジホ記者の協力で、イ事務長の様々な疑惑や生活記録ねつ造の証拠がメディアに取り沙汰される。途端に学校中の生徒から非難を浴びることになったテラに、イェリはさらなる追い打ちをかけようとする。イ所長から呼び出されたムヒョクは、弁護士資格を取り戻す代わりに事件から手を引くよう提案を持ちかけられるが…。

ハンスの意識が戻り、最初に病院に来たのはユ議員の刺客であるオ警部補だった。しかしそこにボムジンが現れ、オ警部補を脅すようにして帰らせる。ボムジンはハンスに「自分もスアのことが好きだった」と告げると、スアの名誉を守る方法を口にするのだった。ムヒョクもそこへ駆けつけるが、ハンスはムヒョクを追い返し心を閉ざしてしまう…。

ハンスはボムジンに言われたとおり、殺人現場からイ事務長が逃げるのを見たと警察に証言する。そんな矢先、ムヒョクはイ所長に呼び出される。弁護士資格を条件に、事件から手を引くよう取り引きを迫るイ所長。ところが、ムヒョクはかつて盗聴したイ事務長との会話を持ち出すや、瞬く間に形勢を逆転し、イ所長に3つの要望を言い渡す…。

ムヒョクは、事件当日にボムジンがどうやって映画館からスアの家まで来たかを検証する。時間は十分に余裕があることが分かるが、そうなると一緒に映画を見ていたテラが唯一の証人となる。その頃、ボムジンはテラをあるビルの屋上に呼び出すと、恐ろしい行動に走る。知らせを聞いて駆けつけたムヒョクは思わずボムジンに殴りかかるが…。

ムヒョクの捜査ファイルから事実を知ったハンスは、スアについて知っていることを全て話す。そこで、スアが刺される直前に、郵便物を養護施設に送っていたことがわかる。さらに、ボムジンがハンスに「裏窓から逃げるイ・テソクを見た」と証言させようとしたことから、犯行に使われた裏窓の存在を知るボムジンこそが真犯人だと確信する…。

ムヒョクはユ議員を呼び出し、スアを殺した真犯人がボムジンであると告げる。ボムジンは、父とスアの関係がいずれ世間に知られ、我が身の汚点となることを恐れてスアを殺したのだった。しかし、確たる証拠があるわけではない。そこでムヒョクは、イ所長を利用して弁護士資格を取り戻したあと記者会見を開き、とうとう真相の暴露に踏み切る。

ハンスはカン記者を通じてメディアにスアの日記帳を公表し、改めて無罪を主張する。窮地に陥ったユ議員は会見を開いて疑惑を否定するが、ムヒョクは殺人事件の犯人としてボムジンを名指しし、さらにヤン次長検事の汚職を暴露する。一方高校では、憤ったギフンがボムジンを問い詰めるが、ボムジンはこれまで見せたことのない態度に出て…。

ムヒョクに世論を支配され追い詰められたユ議員は、イ事務長の殺害や事件現場の偽装を指示したオ警部補に全ての罪を負わせようとする。しかし、自首したオ警部補は事実を告白した。娘の命を引き合いに脅迫されていたオ警部を、ムヒョクが先回りして説得していたのだ。ユ議員逮捕の手続きが進む中、イ所長のもとにユ議員から連絡が入る…。

いよいよ裁判が始まった。ユ議員は罪を犯した息子を守るためにテソクを殺害する指示を出したと証言するが、そこにボムジンが現れる。ボムジンは父の証言を否定すると、事件の日にスアの家に行っていないと断言して無実を訴える。ムヒョクはそこへ最後の切り札となる証拠を提出する。それは、スアの部屋にあった隠しカメラの映像だった…。

ソンアとチーム長ジェシンの交際を知り、思いもよらなかったことに深く落ち込んでいたヒョンスン。そんな中、姉ジスンのウエディングショップでジェシンの姿を偶然見かけるが、ジェシンの横にいたのはソンアではなく違う女性だった。一方、ソンアはジェシンとの結婚を考え始めるが…。

ソンアに告白し、ジェシンと会長の孫ヒョジュがウエディングショップに来店した現場をソンアに見せたヒョンスン。しかし、驚きを隠せないソンアは、個人的なことに関わるべきじゃなかったと逆上し、ヒョンスンの気持ちを拒否する。一方、ジェシンにはヒョジュと結婚せざるを得ない理由があった。

ソンアはジェシンに社内恋愛を公にしようと提案するが、ジェシンは突然のことに驚き、考える時間をくれと言う。落ち込むソンアはヒョンスンの元を訪れ、ジェシンに復讐するためにはどうしたらいいか尋ねる。そんなソンアにヒョンスンは、自分とつきあおうと提案するが…。

自分を利用してでもジェシンに復讐しようというヒョンスンの提案を断ったソンア。そんなある日、ヒョンスンとソンアはユ課長と共に出張に行くことになるが、ジェシンに未練があるソンアは、ヒョンスンに対して冷たい態度をとる。そして、ソンアは自身の傷をえぐる言葉を放つヒョンスンに激高する。

気持ちの整理がつかず、頼まれた仕事を忘れていたソンア。しかし、ヒョンスンが代わりに処理をしてくれたおかげで事なきを得る。そして、ソンアは自分の思いをヒョンスンに打ち明ける。一方、ジェウンと共に会長の元へ向かったジェシンは、部屋の中に入れてもらえず疎外感を味わう。

恋人のフリをすることになったヒョンスンとソンア。ヒョンスンのせいでソンアに振られたと思っているジェシンは、会議でわざとヒョンスンに嫌がらせをする。そして、ソンアは公私混同するジェシンを避けるようになる。そんなある日、仕事で化粧品売り場を訪れたソンアは偶然ヒョジュに出会い…。

マーケティングチームの会食に参加したヒョンスンとソンアだったが、ユ課長のひと言によりヒョンスンは社内に好きな人がいると疑われる。一方、ジェシンはクォン次長を通してヒョンスンに不要な業務を与える。また、ソンアはイベント会場へ１人で下見に行くが、そこへジェシンが現れ…。

ジェウンから欧州プロジェクトの一員として海外転勤の提案をされたソンアだが、ジェシンから何も聞いておらず返答に困る。一方、ジスンに気があるジェウンは、店員のガヨンからの連絡でジスンと再会を果たす。そんな中、ヒョンスンはジェシンの指示でソンアとは別の担当になり…。

ソンアはヒョンスンが担当を変えさせられたのは自分のせいだと責任を感じ、ヒョンスンのことが気になり始める。しかし、ヒョンスンはソンアに心配をかけないよう慣れない業務にも一生懸命励む。一方、ヒョジュは自分に関心を示さないジェシンに対して、怒りをあらわにする。

ジェシンからヒョジュと結婚せざるを得ない理由を聞いたソンア。海外転勤の大きなチャンスを逃すなと言われ、複雑な心境になる。一方、クラールのイベント当日、男性モデルが現れないため、急遽ヒョンスンがモデルをすることに。そのイベントに招待されていたヒョジュは、ソンアを呼び止め…。

亡くなった父の祭祀で母ウォルスンの元を訪れたソンア。今後は、父の祭祀をお寺に任せて再出発するようウォルスンに伝えるが、言い争いになりその場を去る。一方、ジェシンとソンアは会長からの突然の呼び出しにより、ジェウンと共に売り場に行くが、万引きを疑われる学生が騒ぎを起こし…。

なぜ自分のことが好きなのか尋ねるソンアにヒョンスンは本心を話す。しかし、ソンアは重荷に感じると答え、２人の関係はぎこちなくなってしまう。そんなある日、ヒョジュとジェシンの結婚に関する記事が出る。噂されることを考えたジェシンは、社員たちに正式に結婚を発表するが…　。

週末に買い物をしていたソンアとガヨンは、市場調査中のヒョンスンに偶然出くわし、一緒に食事をすることに。そして、ヒョンスンとソンアは２人きりでいるところを偶然カン代理に目撃されそうになる。一方、ジスンは再発売された口紅を買いに売り場を訪れるが、口紅は売り切れてしまっていた。

筋腫が大きくなっていると医者に言われたウォルスン。手術をすすめられたが、ソンアには言いだせずにいた。そんなある日、ヒョンスンの出身大学へ企業説明会をしに行ったヒョンスンとソンア。そこで、ヒョンスンの元彼女ソヨンに会う。一方、ジェシンの父セドンがヒョジュの元を訪れる。

返信がないからとヒョンスンに会いに会社にまで押しかけてきたソヨン。話すことはないと拒むヒョンスンだが、ソヨンの粘り強さに負けてカフェで話すことに。２人のことが気になるソンアはヒョンスンに連絡するが、重荷にならないようソンアのことを諦めるとヒョンスンに言われてしまい…。