マンボクがけがをしたことを知った母親は病院に駆けつけ、八百長を仕組んだ事務長は母親に謝罪する。

理事長はマンボクの母親に選手たちの食事を提供するよう依頼する。オーディションに落ちたジナを慰めるホヨンとウノ。

選抜戦で好成績を収めオリンピックの出場権を手にしたホヨンとウノ。そしてオリンピックを迎える。ジナはアメリカに戻ることを決める。

ソウルでの生活に疲れ、祖父の家がある田舎へ行くことに決めた大学院生のユル。車で向かうも大雨で地面がぬかるみ、タイヤがはまって動けなくなってしまう。電話も繋がらず苛立っていると、そこへ一台のトラクターがやって来る。中から降りて来たのは、フードを目深にかぶり、鎖を持った怪しい男で…。

祖父の愛犬ドンシクを探している最中、ユルはトラクターの怪しい男と再会。その男はノドゥル村の青年ソ・イェチャンだった。イェチャンの家の庭でドンシクを発見したユルは、彼が犬を誘拐し虐待しようとしていると勘違い。ケンカになりかけるが、すぐに誤解は解けて彼が実は心の優しい人物だということを知る。

運転中のよそ見で危うくヤギをひきそうになり、急ブレーキを踏んだイェチャン。ユルから大丈夫だったかと声をかけられたイェチャンは、何よりも自分のことを気遣い心配してくれる彼に心を打たれる。その後、2人はイチゴ摘みをするが、イェチャンはユルの顔を見るだけでドキドキするようになり…！？

イェチャンは、入院することになったユルをつきっきりで看病することに。一緒に過ごすうちに仲良くなっていく2人だったが、あることがきっかけでユルはイェチャンに、もう病院には来ないでほしいと伝える。数日後、無事に退院したユルは祖父の家に戻るが、次から次へと村人たちがお見舞いにやって来て…。

ユルの祖父の家で目覚めたイェチャン。前夜、酒に酔った勢いでユルに恋人の存在を尋ね、「いる」と言われたことを思い出し、ショックを受ける。そんな中、ユルのもとに恋人同士だったインソが現れる。居合わせたイェチャンは、男前であか抜けているインソの姿を見て、自分では到底かなわないと感じるが…。

ユルがインソからやり直したいと迫られているところに偶然出くわしたイェチャンは、咄嗟に2人の間に割り込む。ユルはイェチャンに祖父の家にいるよう伝え、改めてインソと2人きりに。そして、もう終わりにしようときっぱり別れを告げる。イェチャンは、ユルを元気付けようと果樹園へ連れて行き…。

ついに、ユルに告白したイェチャン。あふれ出る想いをユルに伝えるが、弟のような存在だと言われてしまう。しかし諦められないイェチャンはそんな彼に対して、絶対自分に惚れさせると正々堂々宣言するのだった。それからというもの、イェチャンはさまざまな方法でユルにアプローチを仕掛けていき…。

父と対面したユルは、大学院をやめてこれからは自分らしく生きると告げる。一方、ユルが音楽活動を再開すると知り、自分のことのように喜ぶイェチャン。しかし、会えない時間が増えて心が押し潰されそうになる。会いたい気持ちが抑えられなくなったイェチャンは家を訪ねるが、倒れているユルの姿を発見し…。

強運に恵まれたフィリップは、ハリウッド進出を目前に控えた世界的なスター。人気脚本家ウニョンのドラマ『幽霊の恋』にキャスティングされた彼は、台本も読まずに出演を断わってしまう。一方、脚本家デビューを目指すウルスンは、女性が不審な男に襲われている現場に遭遇。思わず助けに入るが…。

ウルスンはドラマプロデューサーのソンジュンから『幽霊の恋』の話を聞き、共同執筆を約束したはずの友人ウニョンに裏切られたことに気づく。同じ頃、番組撮影のために山中を歩いていたフィリップは道に迷ってしまう。偶然見つけた一軒の廃屋に身を寄せるが、そこで出会った占い師の男に死を予言され…。

ソンジュンはウニョンに電話をかけ、留守電に『幽霊の恋』は原作者であるウルスンを起用することを伝える。しかし、それを聞いていたのはウニョンではなかった…。フィリップはウルスンに助けられ山崩れから生還するが、登山服ブランドのCMを降ろされたり、ひどい肌荒れに悩まされたりと災難が続いていた。

『幽霊の恋』2話の脚本には、どういうわけかフィリップの身に起こったプライベートな事件が生々しく描かれていた。フィリップは原作者のウルスンに不信感を抱き、『幽霊の恋』への出演を白紙に戻してしまう。どうしてもドラマを成功させたいウルスンは、直談判をしようとフィリップの家を訪れるが…。

ウニョンが遺体で発見されたという報道が流れ、台本に書かれた出来事が再び現実となる。フィリップはファッションショーの会場でウニョンらしき女性を見かけ、思わず後を追うが…。同じ頃、駐車場に止めてあったフィリップの車が襲撃され、現場に立ち会ったマネージャーのヨンマンはあることを耳にする。

またしてもウルスンに命を救われたフィリップは、ウルスンが自分を何度も救ってくれたことを知る。そこでフィリップは、ドラマに出演しない代わりに台本を買い取ることを提案するが、上から目線の口ぶりで逆に怒らせてしまう。頑ななウルスンをどうにか説得しようと、自宅に呼び出すことに…。

台本に書いた出来事が次々と現実になり、ウルスンはこのまま執筆を続ければ主人公が死んでしまうと思い悩む。一方、ウルスンがかつてお守りをくれた女の子だったことに気づいたフィリップは、占い師の男に再会する。自分の身に降りかかるはずだった災難を、彼女が身代わりに受けていたことを知り…。

ウルスンは台本の中で起こる危険を事前に知らせるため、フィリップと同居しながら執筆をする条件を受け入れる。これを知ったソンジュンはライバル心に燃え、2人の同居を阻止しにかかる。実はソンジュンは、幼い頃にウルスンの家に預けられていた少年だった。そのことをウルスンに伝えようとするが…。

『幽霊の恋』の記者会見で、ユナとの婚約発表直後にフィリップが男に撃たれる未来を見たウルスン。これを阻止すべく、ウルスンが結婚相手は自分だと宣言してフィリップにキスをし、会場は大混乱に。ユナはウルスンの素性を調べ、8年前にフィリップが巻き込まれた火災事故の現場に彼女もいたことを知る。

フィリップは自分とウルスンを襲った犯人を突き止めるため、ファッションショーが行われたホテルの防犯映像を確認する。そこには不気味な白いワンピースの女性が映り込んでいたが、ソンジュンの解析で合成だと判明。そんな中、ウルスンが書き上げた新たな台本に、犯人役の“ゴン”という人物が登場して…。

スジョン殺害容疑とウニョン失踪事件の参考人として警察に連行されたウルスン。フィリップは警察を訪れ、スジョンが刃物の男に襲われた現場に自分もいたと証言してウルスンのアリバイを証明。その後、フィリップはアイドル時代の元メンバーたちに会い、ドラマの中の犯人ゴンの正体を探ろうとするが…。

ソンジュンはウルスンを危険から守るために、ドラマの脚本担当から外す決断をする。フィリップは傷ついたウルスンを慰めようとするが、夢を断たれ落ち込むウルスンの心には届かない。その夜ウルスンはフィリップが撃たれる夢を見る。フィリップに警告し、急いで台本を書き換えようとするが…。

ドンチョルに撃たれたフィリップは意識不明の重体に。お守りのペンダントを再び手にしたウルスンの運気は上昇するが、フィリップのことを思うと手放しで喜べない。そんな中、フィリップがいる病院を訪れたウルスンは、ウニョンと偶然再会する。彼女はこの1カ月間、ある場所に監禁されていたと話し…。

フィリップが意識を取り戻した。しかし、フィリップはウルスンに護衛を付け、意識が戻ったことを世間に公表しないよう指示。さらに、ドンチョルのことは警察には知らせず、自分が彼と会って話をつけると言い出す。事情を知らないウルスンは病室を訪れ、意識不明のふりをするフィリップに本当の想いを語り出す。

怪我をしたままウルスンに会いに来たフィリップ。やっと２人の想いが通じ合ったと思われたが、ウルスンは高熱で倒れてしまう。看病をしながら、フィリップはウルスンの幸せを守る決意をする。翌日フィリップはソンジュンに対し、ウルスンを脚本担当に復帰させてほしいと頼み、交換条件としてある約束をする。

脚本作業を再開するためフィリップの家に現れたウルスン。フィリップは追い返そうとするが、ソンジュンとの約束を知らないウルスンは居座り続ける。そんな時にソンジュンが来訪したためフィリップは大慌て！なんとかその場を乗り切ったが、結局ウルスンを追い出すことが出来ず、脚本作業を手伝うはめに…。

一緒にいると自分の不幸がウルスンに降りかかるという占い師の言葉を心配するフィリップ。ウルスンはお守りのペンダントを海に捨て、そんな話は信じないと笑って彼を安心させようとする。しかしお守りを捨てた途端にデートはトラブル続きに。仕方なくウルスンの家に戻ってきた２人の前にある人物が現れる。

ソンジュンはウルスンを好きだと堂々と宣言し、フィリップを驚かせる。その矢先、TV局に現れたウニョンは局長やソンジュンたちにドラマの制作を中止するよう申し入れる。ドラマは自分の作品だとウルスンが抗議しても強気の姿勢を崩さない。そんな中でもフィリップとウルスンの愛はますます深まっていき…。

フィリップにキスされたウルスン。早くも、フィリップに捨てられる未来を心配し始めるが、彼の情熱的な言葉が頭から離れない。そんな中、ウルスンはソンジュンが幼い頃に一緒に暮らしていた少年だと知ってびっくり。一方フィリップは、ウルスンとソンジュンが親しげに話している姿を見てやきもきするが…。