腹を減らした玉の丞の鳴き声が長屋に響く。久太郎は依然無職のまま、貧乏生活は続いていた。

心機一転傘貼りの仕事を始めた久太郎。案外筋はよく作業は順調だ。満足げに傘を眺めるていると…。

「好きな言葉は猫の恩返しっ…」しょうもないことを言いながらガックリとうなだれる久太郎。

魚篭に入れた玉の丞を連れ散歩に出た久太郎。通りでは若菜が屋台で『どにゃつぼう』を売っている。

久太郎は玉之丞に「もう一度、藩仕えの武士としての仕事を探そうと思う」とつぶやく。

石渡に泳がされ、まんまと久太郎の長屋を訪れてしまった佐吉。動揺する佐吉に久太郎は…。

内藤との八百長試合を受けることにした九太郎。橘と竹下から依頼されたその内容は…。

玉之丞の身が危ないとの知らせを受けた久太郎は八百長試合を投げ出し隠れ家に走っていた。

すべてが終わり、元の静かな生活に戻った久太郎。しかし静か過ぎてどこか落ち着かない。

焔モユルたちは2年生の春を迎える。庵野ヒデアキらは岡田トシオの家で、イベント用のアニメ制作に勤しんでいた。

イベントで度肝を抜くアニメを上映したいと熱く語る岡田。彼が放つオーラに3人は圧倒される。

庵野ヒデアキへの対抗心で自動車教習所に通い始めた焔モユル。しかし教官が厳しく、仮免に落ち続け…。

焔は、あだち充作品を読みながら、時代は学園漫画だと考えるが、高橋にはSFで行くべきと言われ、悩み始め…。

東京にやってきた焔モユルと岸本は、朝から出版社への漫画の持ち込みを始めるが…。

庵野ヒデアキのアニメを観て、打ちのめされた焔モユルは、再び漫画家を目指すことに…。

漫画家を志すも、突破口をふさがれてしまった焔モユル。漫画に新しい道はないとアニメーターを目指すことに…。

自分の才能にかなりの自信を持っていた焔モユルだったが、強力なライバルが続々と現れ自信喪失…。

焔モユルはクリエイター志望の大阪芸術大学1回生。とんこ先輩に憧れバドミントン部に入部する。

所長は近頃、誰かに尾行されている気がしていた。昨夜もバーで晩酌をした後に階段で何者かに押され…。

通勤時に見かける一般ランナーの男の素性を調べてほしいという少し不気味な雰囲気のメガネの女がやってきた。

腕時計から下着までダンディアイテムを手に入れ、すっかりダンディになった段田の元に、取材依頼が舞い込む。

父子家庭で育った磯山直人は、赤ん坊の頃、自分に母乳をくれた隣人の女性にお礼がしたいという…。

ダンディなスーツも手に入れ、社内でも一目置かれるようになった段田一郎だが…。

本日の依頼人は、遊園地のウグイス嬢の声に恋したオタク男。

段田一郎はひょんなことから一緒に飲むことになったダンディ坂野に、スーツの重要性を説かれる。

本日の依頼人は、空手の師範をしている梶原。高校時代に出会った恩人に感謝を伝えたいという。

段田一郎は宮本南につきまとう男を追い払う。そのとき、ふとした拍子で南の口紅がシャツにつき…。

今回の依頼人は、かつて出会った“雪女”のような女性を探して欲しいという男・蓑田。

「最近おしゃれだ」と部下に言われる段田一郎だが、ボロボロの折りたたみ傘を笑われてしまう。

ファンから毎日お弁当が届くようになった無名の漫才コンビが、その贈り主が誰なのか突き止めてほしいという。