榊マリコ、宇佐見裕也、涌田亜美は山中からの任務の帰り道、ぬかるみに車のタイヤを取られ、立ち往生してしまう。

肉を熟成させるための熟成庫で両腕を吊るされた男性銀行員の遺体が発見された。マリコの見立てで生きている間に吊るされたことがわかるが、なぜか抵抗を示す外傷が見当たらない。

インテリアコーディネイターの茂手木浪子の他殺体が自室で発見された。現場には浪子が部屋で飼っていた愛犬が残されており、犯行の一部始終を見ていたと思われた…。

警察無線や防犯カメラ、Nシステムなどに技術を提供している結城テクノロジーの名誉顧問・結城節子の他殺体が自宅のベッドで発見された。

著名な作曲家・海東柊一郎の妻・莉華子の遺体が自室で発見された。遺体発見時、莉華子はフィットネスバイクにまたがったままで、ラジオはつけっぱなし、ベッドテーブルには食べかけのバースデーケーキが残されていた。

ブログが大人気のイケメン芸人・桑原バグこと桑原博文の刺殺体が高台にある公園の展望台で見つかり、そのファンである有村葉子の遺体が展望台の崖下から発見された。

アメリカ人旅行者、ジェイソン・ミラー（B.T.）の遺体が民泊していた部屋で見つかった。現場にはお香の燃えカスが落ちており、畳には焦げ跡が出来ていた。

佐藤啓太という男性の遺体が発見された。いち早く現場に駆けつけた京南署地域課の堀口裕子は、現場保存をと的確な指示を与える。

山中の川原から身元不明の水死体が発見された。死後2日以上経過しており、頭部に傷、索状痕らしきものが認められたことから首を絞めて意識を失わせた後、川に落とした可能性もある。

政治的な影響力も大きく、政界の“影のフィクサー”とも呼ばれている柳原大造が会長を務める財団が主催するお茶会に、佐伯本部長が出席することになった。

起業アドバイザー・川村ゆずの撲殺遺体が自宅の床下収納から発見された。ゆずの遺体の横には白骨化した遺体が寄り添うように横たわっている。

人気俳優・今村草太の遺体が発見された。現場の状況から石階段から足を踏み外して転落死したらしい。草太のトートバッグから、草太がアイドルの高見メグとの熱愛デートの記事が掲載された週刊誌が見つかった。

早月のかつての同僚・弓原公彦の遺体が自室から発見された。弓原は家賃を滞納、密室状態だった部屋にはまるで生活感がない。

ファイナンス会社社長・稲葉和成の刺殺体が発見された。遺体の周辺には歩き回ったような足跡があり、マリコは遺体の足首からバラの花弁を発見する。

ブランド品買い取りチェーンの社長・新庄和子が殺害され、現金が奪われる事件が発生した。

マリコらが顔認証による指名手配犯検知システムの試験を行っている最中、手配共助係で通称“ミアタリの鬼”こと桃井貞治刑事が指名手配犯を逮捕してしまった。

京都発の有名ファッションブランド「マコトタケダ」のデザイナー武田誠の遺体が店から発見された。絞殺されたようだが、なぜか床に水がこぼれている。

マリコは、ある法医学の鑑定書を手にした芝美紀江監察官の取り調べを受ける。

気鋭の演出家・浅利慶太と美保子が初めてタッグを組んだリサイタルの幕が開いた。美保子は大きなプレッシャーを抱えながら日生劇場の舞台に立つ。

京都府警察音楽隊が毎年恒例で開催している嵐山コンサートの直前、トランペットの隊員が食中毒にかかってしまい、急遽トランペット経験者の日野が助っ人として出演する事になった。

とある山中の深夜。西脇みのり、小笠原史、蓮見奈緒の3人は男の死体を埋めようと懸命に穴を掘っていた。

鴨川で男性の遺体が発見され、所持品から土門の名刺が見つかった。手や顔は水を吸ってふやけていたが、マリコらの鑑定の結果、身元が15年前に舞鶴で殺人と覚醒剤取締法違反で逮捕され、最近出所したばかりの飯沼和郎と判明した。

子供服メーカーのファッションイベント開催中、その控室で社員の渡辺和登の遺体が、人気キャラクター「ヤンヤン」の着ぐるみを着ている状態で見つかった。

小学校教諭・栗山彩子の他殺体が自宅で見つかった。夫の勝典が、娘の陽菜と外出から戻った所、遺体を発見したという。

日本の昆虫学の権威・花森栄一教授が自身の研究室の中で何者かに襲われ、意識不明の重体となった。花森の指先からドライジン、ライムなどが検出され、花森が事件前夜にバーでカクテルを飲んでいたことが判明。

セレブの日常を上から目線で語る人気ブロガー、通称“絵美里様”こと三島絵美里の射殺体が、とある村の森の中で発見された。マリコらは現場で発見されたライフルの銃弾から被害者の血液を検出。

プロゴルファー・矢吹伸太郎の遺体が自宅の庭で見つかった。遺体を調べたマリコは、着衣の袖口から黄色い物質、右手首にかぶれと圧迫痕を発見しただけで他殺とは断定できない。

兵庫、和歌山、大阪で計3人の女性を絞殺し、大阪府警に逮捕されたものの、弁護士との接見中に逃走した容疑者・荒木田修の姿が、京都駅の防犯カメラで発見された。

廃工場で、男性の撲殺死体が見つかった。被害者の手指には絵の具が付着していたほか、現場の壁には描き終えたばかりと思われる、見事な馬の絵が残されていた――。

科捜研の元物理担当研究員で現在、カナダの“科学捜査センター”で働く相馬涼（長田成哉）から突然、京都に行くから科捜研に立ち寄る、という連絡が入った。