韓国ドラマ 「宮〜Love in Palace」完全攻略ガイドII〜めげるな、チェギョン！ プリンスの心をつかむまで
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シンはチェギョンと結婚したものの、なかなか２人は心を許し合える真の夫婦になれません。その理由のひとつは、シンがヒョリンへの思いを断ち切れないせいでした。それに目をつけた元皇太子妃ファヨンはヒョリンに接触。ファヨンの息子ユルは、王室で寂しい思いをしているチェギョンを慰め助けるうちに、彼女に心引かれていきます。そんなユルの気持ちを察知したシンは、幼い時から心の奥に抱き続けてきたライバル心をユルに向けていきます。
シンがタイに出かけている間、急にチェギョンの様子がおかしくなります。公用車を壊して皇后に叱られ、学校では陰口を言われ傷つくばかり。寂しくてたまらない自分に気付きます。ユルに励まされながら留守を守っていたのに、シンは帰国してもチェギョンの話にウワのそら。直後にタイで撮られたシンとヒョリンの写真が新聞に掲載され、皇后は真っ青、王室は大騒ぎ。チェギョンはシンを恋しく待っていた自分が、情けなくなります。
皇太后は孫のユルの帰国を歓迎しましたが、王室はファヨン、ユル親子が宮に戻ることを無条件に喜べませんでした。ファヨンはさらに夫の孝烈皇太子の追尊を願い出ます。あまり例のない大がかりな行事なため、皇帝は悩んで決定権を皇太后に委ねます。王室ではファヨンと皇后、ユルとシンの対立が見え始め、皇太后は会食を開いてこの対立を鎮めようとしますが、最大の問題はシンとチェギョンが仲直りをし、本当の夫婦になることでした。
タイでのスキャンダル写真が公開され、世間には皇太子夫婦の不仲説が広がっていきました。済州島では皇太后の提案で、警備やお付きの者を付けずに皇太后と皇太子夫妻だけでドライブに出かけることになり、２人は10代のカップルらしい微笑ましい姿を見せます。ある晩、チェギョンはワケも分からないまま、女官たちに身なりを整えられ、ある部屋に連れていかれました。そこにシンが現れ、２人は一晩いっしょに過ごすことになります。
それは王室にとって大事な行事（？）のひとつ、皇太子夫妻の床入りを意味していました。朝になりシンとチェギョンが部屋を出てくると、心配して眠らずに待っていたユルが駆け寄ってきてチェギョンを抱きしめます。それを見たシンは妻に触れるなと激怒。これまでのユルへの嫉妬や不満を爆発させ、ユルを殴ってしまいます。誰が流したのかこのニュースはどんどん広がり、演奏会に出かけた皇太子夫妻はマスコミに取り囲まれます。
ファヨンがこだわる追尊って、何？
ファヨンが帰国して王室に対して願い出たのが、亡くなった孝烈皇太子の追尊。王室はこの問題に頭を抱えてしまいます。追尊とは、王位に就くことなく亡くなった人に皇帝の称号を与えること。亡き夫が晴れて皇帝として認められればファヨンは皇后、ユルは皇太子となり、現王室の中では皇太后に次ぐ地位を手に入れることができます。すでに皇后のように振る舞い、企みを持つファヨンが権力を握れば、現王室の平和は乱されかねません。
しつこい!! パパラッチと王室の戦い
イギリスのダイアナ妃が悩まされたように、国民の人気が高いシンやチェギョンはパパラッチに執拗に追いかけ回されます。チェギョンが皇太子妃に決まった時はかわいいものでしたが、タイ訪問中のシンがヒョリンとのキス現場を撮影され、皇太子夫妻不仲説に発展。シンがユルを殴打する事件も起き、事態はますます深刻なものとなっていきます。王室は火消しに躍起になりますが、こうしたスキャンダルの発信元はどうやら、王室にとって身近な人物のよう。
優雅な王室の女性を演じる女優たち
「宮」の見どころのひとつは、伝統の韓服を着こなす王室の女性たちの美しさ。その中でひときわオーラを放つ皇太后役のキム・ヘジャは、名門梨花女子大学を中退し'63年KBSタレント第１期生に。皇后役のユン・ユソンは子役時代から映画で活躍してきました。暗躍するヘウォン役のシム・ヘジンは、90年代の映画界で大活躍したトップ・スター。こうした文句なしのキャリアが、皇太后や皇后役に負けない貫禄と品格につながっているようです。
世界遺産で撮影、ドラマチックな最終回
押し寄せるスキャンダル、ヘウォンの企み…ますますストーリーの行方が気になるところですが、ここで少しだけ最終回のお楽しみを公開。「宮」の世界に相応しい場所として、ソウルの景福宮や済州島がロケ地に選ばれてきましたが、最終回はマカオも舞台となります。マカオはカジノと共に世界遺産が多いことで知られる場所。海辺の小さな村やかわいいレストラン、もちろん世界遺産を背景に情緒あふれる美しいシーンが収められています。
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