宮城県出身。帝国陸軍対降魔部隊に所属していた真宮寺一馬大佐の娘。帝国華撃団へは本人から志願入隊した。北辰一刀流の免許皆伝だが、私生活ではごく普通の少女で、多感で繊細な部分がある。父の形見の「霊剣・荒鷹」を常に身につけている。荒鷹には魔を退ける力があるとされ、真宮寺家に伝わる家宝の太刀である。
神奈川県出身。神崎重工の代表取締役社長・神崎重樹の1人娘。忠義は祖父。将来、神崎財閥の総帥となるべく帝王学をも学んでいる。神崎重工で開発された試作霊子甲冑「桜武」のテストパイロットとなったのが帝国華撃団入隊のきっかけらしい。育った環境のためか、性格的にはかなり独善的な面も見受けられる。
露国(ウクライナ)出身。外交官として来日していたロシア人の父とその時出会った日本人の母との間に生まれたハーフ。1917年のロシア革命に革命軍として参加、射撃手として「クワッサリー(火喰い鳥)」のコードネームで呼ばれる。光武パイロットの適任者を捜す藤枝あやめと出会い、1922年に帝国華撃団花組に初代隊長として参加する。
仏国(シャンパーニュ)出身。本名はイリス・シャトーブリアン。仏国の大富豪シャトーブリアン伯爵の娘。帝国華撃団花組の最年少メンバーだが、霊力の素養は花組でもピカ一の超能力少女。が、肝心の制御能力が今一つ不安定で、暴走の危険性がある。1人親元を離れて暮らすため、いつもクマのぬいぐるみ「ジャンポール」を離さないという幼い一面も持っている。
中華民国・北京出身。中国北京の貿易商の娘として生まれた。藤枝あやめにスカウトされ、神戸で暮らすうちに少々怪しげな関西弁を身につけてしまう。1921年に技術者として帝国華撃団花やしき支部へ配属された。小さい頃から発明が好きで、便利な品を作ったり、爆発させたりしていた。そんな彼女が光武の開発に果たした役割は大きい。
沖縄県出身。琉球空手桐島流第28代継承者。197センチの長身で、1級航海士免許という特殊技能も持っている。体育会系で懐が広く、豪快でいざというときに頼れる力持ち。父親との厳しい修行で培われた根性と優しさを兼ね備える。意外にもヘビが苦手。1922年帝国華撃団入隊。マリア・タチバナと同じ花組初期メンバー。
栃木県出身。帝国華撃団花組の隊長。海軍士官学校を主席で卒業後、海軍少尉となる。すぐに花組に転属となる。男でありながらも霊子甲冑に乗れる貴重な存在。普段は大帝国劇場のモギリ係を担当。
東京都出身。帝国華撃団副指令。帝国華撃団の前身だった帝国陸軍対降魔部隊の1人だった女性。米田の補佐と、帝国華撃団の現場指揮、バックアップが仕事。多芸多才。
東京都出身。帝国華撃団総司令長官兼、大帝国劇場の支配人。かつては、いくつもの武勲と伝説を打ち立てた帝国陸軍の大戦略家。帝国華撃団の前身だった帝国陸軍対降魔部隊の1人でもあった。
茨城県出身。大帝国劇場の受付嬢。わりと落ち着いた性格。きれい好きで整理整頓、掃除をするのが好き。
静岡県出身。大帝国劇場の受付嬢。好奇心が強く、うわさ話が大好き。
東京都出身。大帝国劇場の売店で売り子を担当。お客から人気も高く、歳は若いが、意外にしっかりした一面も。
隠密行動部隊・月組の隊長。海軍士官学校では大神と同期。士官学校時代から大神のことを永遠のライバル&親友だと思っている。士官学校卒業後、帝国華撃団に配属し、月組の隊長に。
黒之巣会死天王の1人で、黒之巣会のブレーン。虚無的な雰囲気を漂わせる美形。古今東西のあらゆる魔術に精通している。一方、優秀で独創的な技術者でもあり、黒之巣の魔操機兵はすべて叉丹が設計している。
黒之巣会死天王の1人。「紅のミロク」の異名を持つ。悪に染まった人間の女性で、神出鬼没の美女。強力な妖力でたびたび花組を危機に陥れる。浅草十三階で花組に罠を張るも、すみれとさくら、そしてカンナの協力攻撃に敗れ去る。
黒之巣会死天王の1人。子供のような外見をしているが、「白銀の羅刹」の双子の兄である。奸智に長けた策士で勝つためなら、いかなる卑劣な手段も使う。人の心を読み、その弱点に付け込み心を操る術を使いマリア、加山を苦しめた。
黒之巣会死天王の1人で、「蒼き刹那」の双子の弟。鋼鉄の肉体を持つ醜悪な巨漢で、頭を使うことはあまり得意ではないが、その圧倒的パワーですべてを凌駕する。兄である刹那の言葉にのみ従うその姿は、果たして知性があるのかすら疑わしい。素手でカンナの光武の腕をもぎ取るほどの怪力の持ち主。