銀河三郎博士の一人息子。宇宙戦士訓練学校を卒業後、Xボンバーの搭乗員に。メイン操縦とエネルギー系統を担当。正義感が強くゲルマに対して激しい怒りを燃やして戦う。謎の美少女ラミアに密かな思いを寄せている。
宇宙戦士訓練学校のシローの同期でよきライバル。「X計画」では持ち前の射撃術を見込まれ、Xボンバーの索敵と火器系統を担当。気の強さが災いして仲間と衝突することも多いが、根は素直で陽気な男。趣味はギター。
シロー、ヘラクレスと共に「X計画」に召集された宇宙戦士訓練学校の同期生。通信及びレーダー系統担当。楽天家、ロマンチスト、温厚な性格で血気にはやりがちな仲間のブレーキ役。お化けと地震が苦手という大食漢。
ムーン・ベースの最高責任者にして「X計画」の遂行指揮官。常に沈着冷静、状況を的確に見据える目を持ち、同時に大胆な戦略を立てる手腕の持ち主。Xボンバーの艦長で操舵も担当するが旅の途上で無念の死を遂げる。
ムーン・ベースのレーダー担当、ドクトル・ベンの秘書を務める謎の美少女。火星に不時着した宇宙船から発見され銀河三郎博士に育てられた。彼女はエスパー星の忘れ形見、宇宙に平和をもたらす女神となる運命を持つ。
ドクトル・ベンが制作したサポートロボット。Xボンバー内で航路ナビゲーター、艦内メカニックのチェック修理を担当。ロボットながら落ち着きがなく短気な性格、ムーン・ベースの古株でシローたちに先輩風を吹かす。
全宇宙の支配を目論む、身長20mを超す悪の大魔王。任務を果たせぬ者は自らの命をもって償うという恐怖の掟で帝国を支配する。野望を邪魔する能力を持つラミアの成長を恐れ、その抹殺をブラディ・マリーに命じた。
ゲルマ宇宙軍の司令官。ゲルマ魔王の命を受け、地球の何処かに存在するというF-01ラミアの奪取を目論む。作戦遂行のためには部下の命さえ顧みない残忍な性格。その冷徹さは腹心のコズロに対してさえ不変である。
マリーの右腕、ゲルマの戦闘隊長。手柄を立て自らの軍人としての地位を上げようという野心を抱いている。卑劣な作戦を得意とするがいささか小心者。最期は軍人らしい名誉ある死を選びXボンバーに体当りを遂げ死亡。
ゲルマ帝国の科学者。殺人兵器の開発にかけては右に出る者はいないといわれるほどの男。ブラディ・マリーを支援するため派遣され、幾多の強力な兵器でXボンバーを苦しめた。最期はゲルマ本星共々うち滅ぼされる。
地球防衛総合本部の最高司令官。銀河博士が提唱した「X計画」に賛同し、ムーンベースの研究所を提供してXボンバーの建造を行わせた。沈着冷静な指揮官で、ゲルマの理不尽な要求に対しては毅然とした態度を貫く。
「X計画」の提唱者であるシローの父。火星の研究所に赴任して間もない頃、幼子だったラミアを保護する。長らく行方不明になっていたが実はドクロ号のハレー艦長に救われヘラクレス球状星団のM13で生きていた。
元宇宙戦士訓練学校の教官。本部への昇進を蹴って、冥王星基地の司令官に就任するがゲルマに敗れて捕虜となり、ゲルマ思想の洗脳を受けた敵司令官として復活、地球人の心理を知り尽くした恐るべき策士となって復活。
ラミアと同じエスパー星の出身で帆船ドクロ号の艦長。宇宙に平和をもたらすラミアの宿命の婚約者。強力なテレパシー能力を持ちラミアの超能力の真の覚醒を促しながら部下と共にXボンバーを助けてゲルマ帝国と戦う。
赤ん坊の頃からラミアに従ってきた怪力自慢の宇宙怪獣。言葉を持たず、うなり声と身振りで感情を表現する。ラミアを護るためならば自ら銃を手に闘うこともあった。最期はゲルマと交戦中砲撃を受け宇宙空間に散る。