職場復帰を決意したフイシンだったが、ことごとく採用面接に落ち、６年のブランクが障壁になっていると改めて痛感する。そんな中、ジアン・ジンの従妹が金融街で働いていることを知る。その従妹は、リー・シアオティエンだった。彼女の協力を得て、ユンシャン投資の第二事業部の面接を受けることになったフイシンだったが、面接官として再会したフオ・リエンカイと、女性に対する価値観の違いから、またも意見が対立してしまう。

ユンシャン投資の支援を受け、ジョン・ユーはヌーフオ音楽祭をイエフオ音楽祭と同時刻に開催することを決意。ドン・スージアの部署に雇われたフイシンは、ヌーフオ音楽祭の宣伝担当になる。ヌーフオ音楽祭を支援するフイシンと、イエフオ音楽祭を支援するジアンチュワンは、仕事の面でも対立する。そんな中、ジアンチュワンの両親が息子の家庭内別居を知り、夫婦の役割分担の大事さを諭す。そこでフイシンは曜日ごとの育児分担を提案する。

ヌーフオ音楽祭を成功させるため、ジョン・ユーがイエフオの社員を引き抜こうとする一方、ジアンチュワンはイエフオ音楽祭成功のため社員に辞めないよう説得。ジョンとジアンチュワンの対立が深まる。EC企業のユンメイは、フェイフー資本に二度目の出資を打診。ジアンチュワンはツァオ社長に出資の判断を一任される。そんな中、フイシンたちのマンションでは、地下駐車場に駐車された車に傷がつく事件が発生。３人の子供たちが疑われて…。

子供たちの無実を証明するために、フイシンはジアン・ジンとリー・ユーウェンと協力する。結局、車の傷は子供たちがつけたものではないことが分かり、一件落着。一方、ユンメイの決算書を確認していたジアンチュワンは、不審な点に気づき、最近退職したユンメイの元社員たちに聞き込みを行うことに。すると、会社の運営費として膨大な資金を使い込んでいることが判明。さらに、ホー・ユンメイの驚くべき裏の顔が明らかになる。

ガオ・ウェイの結婚式に金融界の多くの人物が集まる。この結婚式にＤＧグローバルＣＩＯのダニエルが出席すると聞きつけたジアンチュワンは、結婚式の前にダニエルと話ができるよう計画。またダニエルと顔見知りのフオ・リエンカイも、ドン・スージアが仕切るヌーフオ案件にDGグローバルの仲介で一枚噛もうとする。ジアンチュワンはシッターの急用で、急遽娘のタンのお迎えを頼まれるが、フイシンに内緒で後輩のバイ・シアオルイに託す。

娘を誘拐した犯人が誰かも分からないまま結婚式場で監視されるジアンチュワン。メモを書いて誘拐の事実をフイシンに伝えようとするがうまくいかず、フオ・リエンカイに何とか伝言を渡す。ホー・ユンメイとケビンは、ジアンチュワンの携帯から逃亡資金１千万元の送金を指示するが失敗に終わり、諦めてアメリカへと旅立つ。ユンメイのライフアシスタントのショー・ティエンティエンは、この１千万元に関してジュアン・センと裏取引を交わす。

ジアンチュワンは誘拐事件のことをフイシンに打ち明けるべきか、フオ・リエンカイに相談するが、結局、黙っていることにする。また、ジアンチュワンは、学校で行われるイベントで妖精役になった娘のタンから、羽根を買ってほしいと頼まれていたが注文を忘れていたため、急遽手作りすることに。さらに、２つの音楽祭の宣伝対決に拍車がかかる。宣伝場所を大学に集中したイエフオだったが、ヌーフオも同じ作戦だった。

ＶＲゲーム企業のパノラマ社への出資を巡って、ユンシャン投資とフェイフー資本は創業者のディン・ピンシャンを懸命に口説くが一筋縄ではいかない。そんな中、別のＶＲゲーム企業のマジックビーン社の創業者の１人であるホアン・ジンがジアンチュワンに企画書を提出しに会社までやってくる。一方、ユンシャン投資でパノラマ社の担当になれなかったフオ・リエンカイは他の案件を提案するが、リスク管理部の支持を得られずにいて…。

パノラマ社獲得に光が見えてきたジアンチュワンは、社長に褒められ、高級ゴルフクラブの会員権を打診される。週報の提出を迫られたフイシンは書き方が分からず夫を頼るが、好きに書けばいいと助けてもらえず徹夜することに。その頃、夫のジアンチュワンもマジックビーン社のゲームにのめり込み徹夜でプレイしていた。ゲームの面白さに自信を得たジアンチュワンは、パノラマ社ではなくマジックビーン社に出資するよう社長を説得する。

ション・ジアンチュワンはパノラマ社からマジックビーン社に乗り換え、契約を締結させる。その直後、ユンシャン投資と契約したパノラマ社のディン・ピンシャンが、ジアンチュワンを訪ねてきて、急に撤退した理由を問い詰める。一方ヌーフオ音楽祭の準備で忙しいシェン・フイシンは、ジアンチュワンをだまして娘の運動会に参加するよう説得する。ジアンチュワンは参加する代わりに、ゴルフクラブの会員権を条件に出すが、フイシンは同意しない。

ユンシャン投資のフオ・リエンカイは果敢に案件を提出するが、リスク管理部長から承認を得られず悶々とする。ジアン・ジンの誘いでゴルフクラブの見学に行ったシェン・フイシンは、フェイフー資本のツァオ社長夫妻に遭遇。高等教育を受けた社長夫人から専業主婦の道を選んだことの素晴らしさを伝えられるのだった。ホー・ユンメイによる娘の誘拐未遂を偶然知ったフイシンは、ション・ジアンチュワンと口論の末、ついに別れを切り出す。

娘の誘拐未遂事件が頭から離れないシェン・フイシン。ヌーフオへの派遣が終了し、ユンシャン投資での仕事が始まる。リー・シアオティエンは母親から見合い広場への参加を促され、結婚を急かされる。これを耳にしたフオ・リエンカイは、リスク管理部から案件の承認を得るため、さまざまな手を使ってシアオティエンとの距離を縮めようとする。一方、ション・ジアンチュワンはマジックビーン社を訪れ、ホアン・ジンにマネジメントの指南をする。

フオ・リエンカイは、リー・シアオティエンを食事に誘いだすが、意見が対立し、言いくるめられてしまい、２人の距離は一向に縮まらない。シェン・フイシンはチームに配属されるが、ベビーシッターが７時に帰ってしまうため、残業せずに６時半で退社する。同僚に告げ口されたフイシンは、家族の問題だとドン・スージアから注意を受けるが、同僚の目を盗んでオフィスを抜け出し、自宅まで疾走。しかし、会社に戻るとスージアに問い詰めらてしまい…。

ジアン・ジンの息子ホートンがション・タンと同じ学校に転校することに。校門では毎朝、専業主婦とワーママの静かな戦いが繰り広げられ、ジンも参戦することになる。シェン・フイシンの実母セリーナは、娘が離婚した場合の自分の家の処遇を心配し、腕利きの離婚弁護士を雇おうとフイシンを説得するも本人の同意を得られない。その頃、マジックビーン社のホアン・ジンは,ジアンチュワンのアドバイスに沿って経営や身なりを一新する。

ション・ジアンチュワンは自分を尾行する不審者がシェン・フイシンの離婚弁護士の調査員と知り、ショックを受ける。フイシンと直接話そうと、川岸のレストランに呼び出すが、そこでツァオ社長と社長の愛人に遭遇し、４人で食事をすることに。レストランでケンカになったジアンチュワンとフイシンは、自宅に戻っても言い合いになる。その頃、リー・ユーウェンは恩師から研究プロジェクトの参加を打診され、仕事復帰に心を躍らせる。

ション・ジアンチュワンとシェン・フイシンは互いの離婚弁護士とともに第一回目の協議に臨むが、２人の言い争いと仕事の呼び出しで話し合いが一向に進まない。マジックビーン社では、ついにVRゲームが完成。ジアンチュワンはホアン・ジンに宣伝費を存分に使って市場シェアを拡大するよう発破をかける。パノラマ社側のディン・ピンシャンとドン・スージアは、マジックビーン社の市場シェア率の追撃を目の当たりにし、ジアンチュワンに対する反撃を誓う。

サンジ―社の案件を諦めきれないシェン・フイシンは、ドン・スージアにリスク管理部の承認を得てこいと言われる。しつこく付きまとうフイシンを諦めさせようとリー・シアオティエンは、ある条件を出すのだった。フイシンとション・ジアンチュワンは、双方の離婚弁護士を交えて２回目の協議に臨むが、またもケンカになってしまい…。一方、ホアン・ジンとの距離を縮めようと計画を企むショー・ティエンティエンは、マジックビーン社を訪ねる。

シェン・フイシンはドン・スージアの仕事に対する姿勢を目にし、投資業の奥深さを実感する。フイシンの急な仕事で子守を見つけられないション・ジアンチュワンは、娘を連れて出張に出る。子守に不慣れながらも、なんとか仕事との両立を図るのだった。リスク管理部長のリー・シアオティエンは、「サンジー社への出資検討にはフォロワー数10万」と条件を提示。フイシンが懸命にひねり出したアイデアは、防水生地を使った靴カバーの無料配布だった。

シェン・フイシンのアイデアで、サンジー社のフォロワー数は10万を突破。フイシンに出資検討を迫られたリスク管理部長は、ワン社長に指示を仰ぐ。その結果出資が決まるが、納得のいかないフオ・リエンカイは激怒。出張先のション・ジアンチュワンは、娘タンを連れて街を調査。父娘の時間を楽しく過ごす。一方アメリカで苦しい生活を送るホー・ユンメイとケビンは、ショー・ティエンティエンとホアン・ジンの関係を知り、帰国を企む。

ホー・ユンメイとケビンからお金を工面するよう迫られたショー・ティエンティエンは、またホアン・ジンからお金を搾取する計画を企てる。ティエンティエンを恋人と信じ込むジンは、まんまと彼女の口車に乗せられてしまう。フオ・リエンカイに対して罪悪感を抱くリー・シアオティエンは、手料理をごちそうするため彼を自宅に招待する。リエンカイの投資に対する考えを聞いたシアオティエンは、過去に却下した案件の再検討を約束する。

元夫でシェン・フイシンの父であるシェン・ポンに接近するセリーナ。フイシンは実母のセリーナに、ポンの家庭を壊さないよう釘を刺す。ション・タンは出張先の街で行われたイベントで歌を披露する。ルオ教授を食事に招いたドン・スージアは、夫のリー・ユーウェンを史志弁に就職させて欲しいと直談判。年齢制限があるため断られたが、スージアの申し出に不満を抱くユーウェンは、スージアに詰め寄り夫婦ゲンカに発展する。

ホアン・ジンの誘いを受けたション・ジアンチュワンは、娘のタンを連れてショー・ティエンティエンの実家の山荘に遊びに行き、ほころびの多い山荘に気づく。しばらくすると新エネルギー車の案件を任され張り切るシェン・フイシンが試乗がてら娘を迎えに山荘までやってくる。しかし、急な仕事が入ったためタンと合流するとすぐに上海へ戻ることに。帰路の途中、試乗車が充電切れとなってしまったフイシンは、ジアンチュワンに助けを求める。

助けに来たロードサービスの職員からショー・ティエンティエンに関する噂を聞いたション・ジアンチュワンとシェン・フイシンは、娘のタンを連れ山荘に戻る。山荘に駆けつけると、ティエンティエンとティエン・ピンの姿はなく、ホアン・ジンが気を失ったように眠っていた。そこで警察から１本の電話が入り、ティエンティエンにだまされていたと確信する。衝撃の真相に驚く間もなく、山荘に火の手が上がり、ジアンチュワンたちは危機的状況に。

ジアン・ジンは夫の不実を疑い、出張先のアモイに乗り込む。話し合いをするつもりがケンカに発展してしまい、シェン・フイシンと従妹のリー・シャオティエンに相談する。ション・ジアンチュワンは出張先でフイシンの好物であるヤマモモを手に入れようと必死になる。しかし、ようやく入手したヤマモモが手違いでダニエルの元に渡ってしまう。家に帰ると、娘の頭にシラミが発生したのは夫の怠慢と考えたフイシンから、責めたてられるのだった。

ユンシャン投資を訪ねてきたション・ジアンチュワンは、フオ・リエンカイと雑談を交わす中で彼の異変に気づく。フェイフー資本に戻ったジアンチュワンは、マールーリーリエンへの出資を急ぐよう、ツァオ・ダーレンを説得する。ドン・スージアに呼び出されたシェン・フイシンは、イエフオとヌーフオの合併のことを聞かされ、合併に同意しないジョン・ユーを説得するよう任される。その頃、リー・ユーウェンとジアン・ジンは息子たちと博物館へ出かける。

サンジー社の技術部門の人材が隣の紡績会社に流出。社のピンチにシェン・フイシンと３人の老創業者が再び力を合わせ、特許申請や社内整備に努める。そんな中、ション・タンが夕食時に不調を訴え、入院することに。フイシンは徹夜で看病し、そのまま出勤する。ジアン・ジンは、リー・ユーウェンを自宅に招き、息子ホートンが好きな大根餅の作り方を教わる。ドン・スージアは、博物館に夫とジンが一緒に行ったことを息子から聞き、複雑な心境になる。

元妻ツァイ・ションメイの存在を巡ってシェン・ポン夫妻は口喧嘩となり、その最中にポンが転倒して骨折し入院する。妻のジョウ・インは怒って実家に帰ってしまい、ポンの退院までシェン・フイシンが年の離れた弟イーヤンを預かることに。ション・ジアンチュワンは出張を切り上げて帰宅し、２人の子守をすることになったフイシンに協力を申し出る。実母からジアンチュワンが離婚弁護士を解任したことを聞かされ、フイシンも自分の弁護士を解任する。

ジアン・ジンは夫ルー・ウェイビンが用意した婚前契約が夫に合わせて用意されたものだったことを知り愕然とする。シェン・フイシンが妊娠していると信じているション・ジアンチュワンは、率先的に家事や子守をしたり、入手困難なコンサートのチケットを買って２人の距離を縮めようと努める。ジアンチュワンが調査・分析を進め、社長を説得して出資にこぎつけたマールーリーリエンが、大手企業に買収され、フェイフー資本は大きな利益を手にする。

フオ・リエンカイの子供に対する考えを改めて確認したリー・シャオティエンは、もう家に来ないよう告げる。シェン・フイシンが妊娠していると誤解しているション・ジアンチュワンは、病院に駆けつけ、フイシンに決断を急ぐなと迫る。ジアンチュワンの誤解に気づいたフイシンは、彼に育児ができるかと迫る。そんな中、シャオティエンの妊娠検査のエコー写真が間違って流出し、妊娠したという噂がユンシャン投資社内に広まる。

妻ドン・スージアの勧めでリー・ユーウェンはいやいやながら、小規模の歴史系メディア会社に就職するが、自分の熱意と現場の温度との差に戸惑いを覚える。ション・ジアンチュワンが実父の手術のため帰省し、仕事に加えて家事と２人の子守を１人でこなす大忙しのシェン・フイシンは、ストレスで疲れ切ってしまう。そのせいでクレジットカードの支払いを滞納したり、娘のタンを怒鳴ってしまい、ひどく落ち込み父シェン・ポンの元へ駆け込む。