軽烟（けいえん）は狼妖を倒したばかりか、猫妖を捕らえることにも成功した。だが、彼女の持つ金鷹匕首（きんようひしゅ）によって霊力を弱められた龍炎（りゅうえん）は、狼妖の毒に侵されてしまうのだった。あくる日、縛られた猫妖を改めて眺めた龍炎は、心の中で驚きの声をあげる。その猫妖は、かつて流蛍（りゅうけい）に助けられた猫の花点（かてん）だったのだ…。

龍炎（りゅうえん）は、上古の秘術・夢魘（むえん）法によって作り出された軽烟（けいえん）の夢の中へと入り込んだ。現実と夢との間に生じたわずかな綻びから、術をかけたのは猫妖の花点（かてん）であると気づく龍炎。雪阡尋（せつ・せんじん）と青青（せいせい）は、すぐさま花点を問い詰めるが、彼女は夢魘法が相手の魂を奪う、恐ろしい秘術だとは知らず…。

天孤星（てんこせい）としての記憶を取り戻した雪阡尋（せつ・せんじん）。彼は危機に陥った小青（しょうせい）――青青（せいせい）を救うためにじょかだいを守るという任務を離れた。その隙に何者かがじょか石を奪ったせいで、彼らは罪に問われる。こうして、愛しあう２人は記憶を消され、引き裂かれてしまったのだ。悲劇の元凶となったじょか石を奪った者とは…。

胸騒ぎのする夢から目覚めた軽烟（けいえん）。その日は彼女の18歳の誕生日だったが、会いに来ると約束した龍炎（りゅうえん）は、いつまでたっても姿を見せない。心配になった軽烟はあちこち探し歩き、ようやくとある洞窟の中に身を潜めていた龍炎を見つけるのだった。傷だらけであるにもかかわらず、軽烟を拒絶しようとする龍炎は、自ら龍妖であると明かし…。

七殤呪（しつしょうじゅ）を受けた体で法術を使えば、身を亡ぼすことになる。それを承知の上で、龍炎（りゅうえん）は決戦の場へ赴く。軽烟（けいえん）を守る結界を張るために、己の内丹（ないたん）をも差し出した。まさに命を捨てる覚悟だった。雪阡尋（せつ・せんじん）との死闘で力を使い果たした龍炎の前に、命格星君（めいかくせいくん）が立ちはだかる。その時…。

恋愛科学 結婚相談所の若き所長イエン・フェイは、講演のため高雄へ向かう。一方、美容師のワン・シュエンユーも、撮影のため高雄へ来ていた。仕事を終えたフェイは食事をするため街に出て、羊鍋の店を見つけるが…。

シュエンユーは取り違えたスーツケースの中身を確認しブラジャーを手にしていると、兄のワン・シュエンヤンに見られてしまう。完全に誤解している兄を追いかけ、説明しようと必死になっていると、そこにフェイが現れる。

友人のチャオ・アンナとクラブへやってきたフェイは、偶然シュエンユーと再会する。シュエンユーは思い切ってフェイをデートに誘う。しかしフェイは結婚指輪を見せて誘いを断る。そんな中、髪を洗いたいと言いだしたフェイ。

フェイが寺で出会ったジュオ・ナイフイは、昔の恋人が結婚すると知り、見返すために結婚を急いでいた。そんな彼女を応援することにしたフェイ。一方、シュエンユーは同僚のリー・マークと撮影の仕事に出かける。

ステラの元に謝罪へ行ったシュエンユーは、ステラのマネージャーから謝罪文をSNSに投稿しろと言われる。仕方なく携帯電話を手にすると、そこにステラのスポンサーが現れる。すると急に態度を急変させたステラたち。

ナイフイから農家のウー・ヨウフーとデートをしてみたいと言われたフェイは困惑する。そんな中、会社へ戻ると会員の男性が暴れていた。その男性は結婚を約束した相手に全財産を渡した後、女性と連絡が取れなくなったと言う。

元夫フオ・ヨンタイのSNSをチェックしたフェイは、結婚生活を思い出す。一方、ヨウフーのもとに、新しい顔合わせの話が舞い込む。それを知った両親は喜びを隠せないが、顔合わせの相手がナイフイだと知ったヨウフーは困惑する。

セミナーが終わり、打ち上げをする結婚相談所のメンバーとシュエンユーの恋人ジャン・チンラン。プランナーのリウ・ションインは、ナイフイとヨウフーの姿を思い出し喜びを隠せない。一方、昇級試験に挑んだシュエンユーは…。

初めて２人きりでデートをするヨウフーとナイフイは、お互いの初恋について話す。一方、チンランは酔っ払って話した内容についてフェイに謝罪する。そして、シュエンユーのラブレターの相手を改めて聞きだそうとするが…。

ヨンタイと離婚していたことが世間に知られ報道陣に囲まれたフェイは、離婚を隠したのは詐欺ではないかとマイクを突きつけられる。結婚相談所には問い合わせの電話が殺到するが、所員たちは乗り越えようと力を合わせる。

フェイの母は、娘に気になる男性がいると気づく。詳細を聞こうとするも、その男性には彼女がいると一蹴される。一方、マークはシュエンユーに、ウソでもいいからフェイとは縁を切ったとチンランに言うべきだと説得する。

マークはアンナの情報を聞き出すため、フェイの部下ダイ・オーウェンに付きまとう。そんな中、オーウェンは元カレと偶然再会するが元カレには新恋人が。元カレからひどい言葉をかけられ落ち込んでいると、マークが現れる。

チンランとミラノに行くことにしたシュエンユー。フェイはオーウェンからシュエンユーがミラノに行くことを聞き美容院に足が向くが、チンランの言葉を思い出し踏みとどまる。だがコンビニでシュエンユーから声をかけられ…。

シュエンユーは美容院に復帰する。一方、フェイとヨンタイのネット記事を読んで誤解したアンナは、フェイを問い詰める。誤解だと分かり一安心するも、離婚直後のフェイの苦しみを知るアンナはフェイが心配でしかたなかった。

キャリアウーマンであるシアオは、子どもという女性の人生を拘束する存在だと考えており、独身主義者を夢見る。リー社長は、産婦用の商品のマーケティングをシアオに任せようとするが、出産に関心のないシアオはそんな仕事を振ったことに理解できなかった。一方、シアオをライバルだと思っているジアオルイは、社員たちに妊娠していることがバレるのではないかと不安で…。

新商品の発表会をかけて、シアオと戦うことになったジアオルイはチームの部下たちと一緒に企画案の作成に力を入れる。モーミンはジアオルイを心配して休職を勧めるが、ジアオルイは発表会が終わったら休職すると伝える。偶然ジアオルイの秘密を知ってしまったシアオは、女性たちにとっての目標が何なのかに悩み…。

ジアオルイは会社に妊娠の事実を知られると、シアオが自分のプロジェクトを奪うためにリー社長に話したのでと確信する。シアオは、チームの部下たちとの食事会で、子育てをするママたちを卑下する発言を冗談で言い、その場面を撮った動画が流出してしまう。一方、モーミンはジアオルイがシアオを恨む姿を見て、良心が痛み、会社に妊娠を伝えたのは自分だと告げるが…。

ユヤはシアオが自分のSNSをブロックしていたのを知って怒り、シアオはそんなユヤが理解できず、結局口喧嘩となってしまう。シアオは、謝罪のためママネットのジ会長を訪ねると、ヘルパーが抱いているジ会長の子どもに問題があることを発見する。シアオの説得でジ会長は子どもを病院に連れていくが…。

ジアオルイは無事娘を出産して家に戻って来るが、肉体的にも精神的にも辛い子育ての日々を送る。シアオはアシスタントの後任としてイェンズを雇うが、イェンズは指示された仕事はできないと反発する。一方、シアオは、退職した男性からの訴訟に関して、会社の顧問弁護士であるチビンに出会い…。

ママネットに渡した機密書類の情報がライバル社に流れてしまい、犯人が分かっていたシアオはどう対処したらいいか悩む。モーミンは病院の仕事が忙しく妻と娘のことを疎かにしてしまい、ジアオルイは一人で大変な日々を過ごす。ジアオルイは、義母の終わらない小言といじめに、とうとう我慢できず爆発してしまうが…。

ジアオルイが進行中だったプロジェクトを引き継いだシアオは、プロジェクトに必要な図面を受け取りにジアオルイの家に向かう。ジアオルイは、シアオが自分の立場があざ笑いに来たのだと思って、シアオに幸せそうな姿だけを見せようと努力するが、結局失敗に終わってしまう。一方、シアオは家族に母親の役割を強要されているジアオルイを見て、心から気の毒だと思い…。

シアオとユヤは同窓会に参加すると、同級生のうち半分は結婚しており、もう半分は子供がいた。会話に入れないシアオは、仕方がなくチュンチュンと過ごし、偶然現れたチ弁護士がシアオを困っている状況から助ける。一方、モーミンが子どもを連れて病院に出勤すると同僚たちが集まり、ビデオ通話でジアオルイに「モーミンは素晴らしい父親だ」と褒め…。

ジアオルイはひどい産後うつに悩まされる。自分とは違い、周りから褒められて幸せな日々を送るモーミンを見て、気持ちの限界が来たジアオルイは、産じょく期が終わった日、復職を会社に宣言し、モーミンに離婚を切り出し…。

離婚を決心したジアオルイがトゥントゥンを連れていったため、モーミンは養育権を獲得するためにチビンに訴訟を依頼する。シアオは、会社に適応できずにいるジアオルイのために出来るだけ手助けをし、シアオの優しさに触れたジアオルイはシアオに対して敵意を少しずつ小さくして…。

シアオはチビンと夕食と共にし、お互いについて知りながら好感を感じる。チビンはシアオの会社に直接訪ねていき、出張先に一緒に行かないかと提案するが、シアオは断固拒否した。一方、シアオはユヤに自分の恋愛の悩みを打ち明け…。