家族に対して病気を打ち明けられないプンサン。そんな中、ウェサンの子を妊娠したという女が家を訪ねてきて、ついに家族中に事実が知られてしまう。責任を取って彼女と結婚しろと言うプンサンに、ウェサンは反発する。

病気のせいで自暴自棄になり始めたプンサンは、一向に変わろうとしない弟妹たちにいら立ち、縁を切ろうと言い出す。ブンシルとも離婚の危機を迎えていた。そんな中、再び自動車整備工場の強制退去が始まり…。

強制退去を余儀なくされたプンサン一家。プンサンはジンサンら３人を連れ、屋上に設置されたプレハブ小屋のような家に引っ越す。退去を命じた新しい大家が旧友であることを知ったジンサンは、復讐計画を実行しようとするが…。

プンサンのカルテを発見してしまったジョンサンは、がんが転移する前に移植できるよう奔走する。そんな中、ウェサンは一生懸命貯めたお金をすべて母親に渡してしまう。一方プンサンはがん保険の給付金で家族の金銭問題を解決しようとするが…。

肝臓の提供者が見つからず焦るジョンサン。かつての恋人ジハムから“肝臓が小さい場合は２人で提供することもある”という情報を聞き、人間ドックと偽ってファサンに肝臓の適合性検査を受けさせようとするのだった。

プンサンのことを誤解したままのジンサンとファサンとウェサンは、母親が同棲相手から暴力を振るわれた痕跡を見つけ、一緒に暮らすための資金を捻出しようとする。そしてウェサンはついに昔所属していた暴力組織を訪れてしまうが…。

プンサンの病気にショックを受けるファサンだったが、ジョンサンが自分を騙して検査を受けさせていたことを知り激怒する。一方ブンシルはプンサンの病気と深い愛を知り、看病をしながら弟妹たちにドナーになるよう説得する。

ジンサンとファサンは子供の頃の恨みや数々の誤解から、肝臓の提供を頑なに拒否する。行くあてのないファサンは再び元夫のフンマンを訪れる。一方、ウェサンは心の隙間を埋めるように暴力組織に戻ってしまうが…。

肝臓の移植を半ば諦め、着々と死の準備を進めていくプンサン。そんなプンサンを見かねたブンシルは、プンサンを助けるためにあらゆる手段を講じる。そして自分がドナーになろうと適合検査を受けることを決心するのだった。

肝臓の提供を渋るジンサンに業を煮やしたチルボクが説得を試みるが、ジンサンの心は動かない。ジョンサンもファサンを説得するが追い返されてしまう。そんな中、プンサンから衝撃的な告白を聞いたジンサンは…。

ブンシルはお金と引き換えにヤンシムに謝罪させ、肝移植をプンサンに承諾させる。プンサンはファサンを探し出しこれまでのことを詫びるが、誤解によりプンサンを許せないファサンはそれを拒み、姿をくらませてしまう。

移植手術の直前、怖くなって逃げたヤンシムにジョンサンは縁を切ると言い放す。実の母親に裏切られたプンサンは絶望のあまり川に飛び込むが、ジンサンによって一命を取り留める。そんな夫にブンシルは耐え切れず家を飛び出してしまう。

プンサンへの誤解が解けたファサンは肝臓提供を決心するが、病院でウェサンが意識不明だと知りショックを受ける。そんな中ヨンピルとシムランが病院で鉢合わせてしまうが、ジョンサンは2人を説得して帰らせるのだった。

肝臓移植のため入院したジョンサンとファサンは互いへの正直な思いを話し和解する。そんな中、ヨルハンの母に肝移植のことを知られ責められたジョンサンは、ヨルハンと離婚すると言ってしまう。そしてついに手術の日が訪れるが…。

家族への申し訳なさから、誰とも連絡を絶ち真面目に働いていたジンサン。退院したプンサンはジンサンを探し出し、家に戻るように言う。そんな中、ウェサンは家の玄関に赤ん坊と手紙が置かれているのを見つけ…。

テソクは友人の医師ジェミンにアルツハイマーだと診断され治療を勧められるが、テソクはまだ受け入れられない。

息子の様子がおかしいことを妻から相談されたテソクだが、途中で電話を受けたせいで相談されていたこと自体を忘れてしまい…。

やっとのことで家族が待つレストランにたどり着いたテソクは本格的に病気と向き合う覚悟を決め、ジェミンにもらったパッチで…。

ヨンジュに起こされて前妻の家を出たテソク。酒のせいだと弁解するが、理解してくれない妻にいらだち、ひどい言葉を浴びせる…。

テソクが必死にパッチを捜す中、テソクの服からパッチを見つけたヨンジュはジェミンを訪ね、テソクの病について問い詰める。

保護者会が始まり、学校の理事長でもあるドンギュの父親はジョンウを手厳しく非難。それに対しテソクは…。

父が人を殺したとの電話を受けたテソクが警察に駆けつけると、そこには息子ドンウの事件を担当したチェ刑事がいた。

ドンウが好きだったエビの寿司を片手に、突然家を訪ねてきたテソクと、それに戸惑い激怒する前妻のウンソン。我に返ったテソクは…。

目撃者が事務所に来ていたことに気づいたテソクは監視カメラと来客リストをチェック。ハンカチは指紋のためではなく…。

目撃者らしき人物がイ代表を訪ねたと知ったテソクは、代表にその人物との関わりについて詰め寄るが…。

テソクは以前スンホが自分に何かを打ち明けようとしたことを思い出し、スンホとカンが同じ学校出身である事実を突きつけるが…。

ドンウを殺した犯人が自分の近くにいて、その親の元で働いてきたことを知ったテソクは自己嫌悪に苦しむが…。

道に倒れていたところをチョン・ジンに助けられたテソクは、イ代表の手下に襲われたと思い込み怒りにまかせて車を走らせる。

当て逃げ犯の自首で振り出しに戻ったテソクは新たな証拠を見つけるべく、カンの15年前の診療記録探しをチョン・ジンに指示する。

警察に出頭したスンホはひき逃げ事件ばかりか、カン殺害も自分の犯行だと主張し、テソクを呼ぶよう求めるが…。