キム・ホンチプを領議政に置き、軍国機務処が誕生。日本はここを通じて朝鮮の内政に干渉する一方、大院君と明成皇后の仲違いを助長し…。

イ・ジョンヨンを使い、明成皇后と大院君を仲違いさせようとする計画は順調に進む。噂を耳にした二人の距離はどんどん広がり…。

井上馨の目的は大院君と明成皇后の対立を利用し、朝鮮王室を崩壊させることだった。それが朝鮮を飲み込むのにいいチャンスだと考え…。

明成皇后は世子の妃を叱った。世子の妃は父の命日も関わらず、ミン・ヨンイクが外国に追放され誰もチュソクをしてくれないと嘆き…。

岡本公使は高宗に西洋式の服と断髪を勧めた。日清戦争の戦況が日本に傾くと、井上公使はイ・ジョンヨンをその座に座らせようとし…。

大院君は白衣で従軍するという意味をこめて、全身一色の服で宮殿に入る。またイ・ジョンヨンを大逆罪で裁いてくれと上訴したが…。

自分の境遇が危うくなると聞き、井上馨は明成皇后にどうしたらいいか尋ねる。皇后は王座を守り、世子が王座を受け継ぐことだと話し…。

井上馨から受け取った金で、明成皇后は武器を購入しようとモク・インドクと大院君に協力を頼んだ。2人は協力を約束するが…。

明成皇后は各国外交官たちと親睦団体チョンドン・クラブを創設し、反日運動を展開。井上は秘かに日本に戻り対策を練り直すが…。

日清戦争に敗北した清国は、日本からの要求を全て受け入れた。明成皇后は日本の行動は西洋列強から牽制されるだろうと予想するが…。

井上馨は明成皇后のもとを訪れ、三浦梧楼が新しい公使に任命されたと話す。これは日本が朝鮮を力で圧倒しようとすることだと警告し…。

明成皇后は、三浦は朝鮮の内政に干渉しないと判断。イ・ワンヨンなど親ロシア派を内閣に入れ、朝鮮の完全独立のため協力を求めるが…。

大院君は茶を飲んで倒れる。人々は三浦梧楼が茶碗に毒を入れたとは考えずに、明成皇后が送った茶に毒が入っていたと疑い…。

明成皇后は重湯を沸かし大院君を看病した。世子の妃までやってきて皇后の手伝いをすると、大夫夫人は涙を流して感激するが…。

大夫夫人に説得され、明成皇后はキム内人の死体を渡す。キム内人の死因を特定するため、スラッカンの尚宮の調査が始まり…。

三浦梧楼は外で待った末、康寧殿に入る。大院君はボケたフリをして声にならない声を出した。高宗は1ヶ月以内に軍隊を撤収しろと告げ…。

高宗はウィファ君とチャン尚宮に王位から降りると告げる。明成皇后は反対はしなかったが、世子とウィファ君が何かと比較されるのが辛く…。

ウィファ君が乱暴をはたらく日本公使館の者たちを懲らしめたというウワサが広がり、宮殿の内外で彼を賞賛する声が上がり…。

日本は多くの人命と物資を注ぎ込み、日清戦争に勝利した。朝鮮は自主独立を得たが、日本を冷遇していると三浦梧楼は不満をもらし…。

日本が窮地に追い込まれたら、どんな反応をするか分からない。慎重に決断を下すようにと大院君は明成皇后に話すが…。

パーティーを開いた三浦は、各国大使を前に明成皇后を誉め称える。決行日前だというのに忙しない日本人たちに、ミチコは疑いを持ち…。

訓練隊が宮殿に侵入し暴れ、制圧できるのは大院君だけだと岡本公使は言った。大院君は日本が自分を利用しようとしていると直感し…。

捕縛した大院君に白い布をかぶせ、岡本公使は御輿を宮殿に進めた。大院君が公徳里を離れるや、日本守備隊が宮殿を取り囲み…。

殺害の責任をとらせるため軍人を監視に立たせ、日本守備隊は宮殿内を明成皇后を探し回る。ホン・ゲフンらは阻止しようとするが…。

三浦梧楼は明成皇后を殺害し、今回のことは訓練隊と大院君が強行したことだとあらゆる手を使って工作する。ミチコは自責の念にかられ…。

高宗が明成皇后の廃位に強く反対すると、三浦は直接、玉璽を取り上げる。世子は譲位すると反発するが、高宗は耐え抜こうと話し…。

高宗は慶運宮を還宮し、年号を光武に、国名を大韓とする。そして再び王の座についた。残るは明成皇后の葬儀を行うだけだったが…。

明成皇后の葬儀が行われる中、大院君と高宗の頭の中には皇后の生前の姿が走馬燈のように走った。皇后のことを思い二人は泣いた…。

韓国系アメリカ人のアイドル、ルイスは世界中で大人気だ。高校生のソリンもルイスに夢中。そんな中、ルイスの来韓が決まり、ソリンは授業をサボって空港へ行く。ルイスを待つためゲートに向かったソリンは1人の男にぶつかり、彼の心ない態度に腹を立てる。ツイてないソリンだったが…。

ソリンは偶然にもルイスと出会う。しかし、ソリンはルイス本人だとは夢にも思わず、熱心なルイスのファンだと勘違いしたまま、アイドル志望のソリンはその彼からダンスを教わる。そして、サイン会のあとに会おうと言われたソリンは、精いっぱいオシャレして、シウと自転車で出かけるが…。