デザインコンテストに入選したシャオロウは、ジャン・ユエンが編集長を務める雑誌共催のチャリティーオークションに出品することになり、準備を進めていた。しかし、チー・シンが誤って機材の上に水をこぼして壊してしまい、全て台無しに。責任を感じたチー・シンは、ジェン・ジョンたちの力を借りて作品修復にとりかかる。

ジョン・ゾーのエスコートで立派なレディに変身したシャオロウだが、オークションの舞台に立つと緊張が高まり、頭の中が真っ白になる。しかしその瞬間、シャオロウの脳裏にはチー・シンが励ましてくれた言葉がいくつも蘇り、力と笑顔を取り戻したシャオロウは、見事なスピーチを披露して来場者の心を掴み、競売を大成功させるのだった。

シャオロウの部屋に携帯を届けに来たジョン・ゾーと鉢合わせをしたチー・シンは、機転をきかせてごまかし事なきを得る。翌朝、会社ではジョン・ゾーが新ディレクターに就任した事が発表され、シャオロウには新たなディスプレーが任されることに。そんな折、体調を崩してトイレに閉じこもっていたシャオロウは、自分のイヤな噂を耳にして……。

御曹司と呪われガールの恋はテレビ局でも話題となり、主任はチー・シンに再び二人を起用した番組を作るように求め、トン・リャンもこのチャンスを利用しようと画策し始める。その頃、シャオロウはジョン・ゾーから高校時代に二人が既に出会っていたことを知らされ、2回目の告白をされるが、なぜか付き合う気持ちにはなれず……。

シャオロウの部屋でチー・シンと鉢合わせをした母は、驚いて激怒する。そして、シャオロウがディスプレーデザイナーという不安定な職種に就いていることにも納得がいかず、強制的に実家に連れ戻すことを決めてしまう。母娘の争いに責任を感じ、シャオロウを引き留めたいチー・シンは、母を説得するためにある作戦を思いつく。

シャオロウのスピーチ動画とディスプレー作品を見た母は、シャオロウの夢を理解し、都会で生きることを選んだ娘を応援することに決め、部屋を後にするのだった。母娘バトルが解決して一安心したチー・シンだったが、社内での対立が深まるトン・リャンに、再びシャオロウとのスキャンダルを仕掛けると脅され、解決策を模索するが。

チー・シンはテレビ局を離れることを決意する。「愛の砂嵐」は、ジェン・ジョンへと引き継ぐ予定だったが、上役の決定でトン・リャンが後任プロデューサーとなり、スタッフらは不満を抱くことに。仕事を再開したシャオロウは、ジョン・ゾーから大企業のマオ社長を紹介され、ある写真のイチョウの木と同じものを再現して飾る依頼を受ける。

マオ社長から「愛の砂嵐」のスポンサー契約継続の条件として、シャオロウの制作アシスタントを務めるよう要求されたチー・シンは、彼女と一緒に田舎の山荘に滞在し、作業をすることに。マオ社長から二人が同行する件を聞いたジョン・ゾーは、シャオロウを心配して不安を募らせていた。そんな折、トン・リャンがジョン・ゾーを訪ねて来る。

制作作業を通じて互いの気持ちを語りあった二人の距離は自然に近づいて行き、チー・シンはシャオロウの作った魔法の糸電話を使って、“このまま時が止まればいい”と今の願いを素直に打ち明けるのだった。その頃、トン・リャンからシャオロウとの間に結ばれた秘密保持契約を元に取引を持ちかけられていたジョン・ゾーは……。

マオ社長の仕事を終えて帰宅したシャオロウは、早速ササたちに呼び出される。そこで、ミンジューからジェン・ジョンと結婚することを聞かされたシャオロウは、自分が待つ運命の相手とは一体誰なのかが気になり出してしまうのだった。一方、起業準備で慌ただしいチー・シンのところにジェン・ジョンがやってきて、ある悩みを打ち明ける。

ジョン・ゾーから心のこもったプレゼントを贈られて告白されたシャオロウだが、どうしても受け入れることが出来ず断ってしまう。ジョン・ゾーに未だ心惹かれているササは、それを聞いてつい感情的になってしまい、仕事でもミスを犯して停職処分に。その頃、マオ社長の投資を断ったチー・シンは、新会社の運営が早くも苦しくなっていくが。

ジェン・ジョンがミンジューに相談も無しに会社を辞めていたことでケンカになりかけた二人だったが、結婚手続きを済ませてしまうという意外な方法で仲直りをする。その後、ジェン・ジョンからサプライズで結婚式を開きたいと相談を受けていたシャオロウは、ひょんなことから自分のせいでチー・シンが会社を辞めたことを知ってしまう。

サプライズ結婚式を前に、シャオロウが突然姿を消す。SNSで実家に帰っていたことを知り安心するチー・シンだが、自分が彼女を傷つけたことを反省しながらも、意地を張って迎えにいこうとはしないのだった。ジョン・ゾーにけしかけられて、やっとシャオロウの実家に向かったチー・シンは、シャオロウの母からあることを頼まれる。

ジェン・ジョンとミンジューの思い出の傘を無事修理したシャオロウが駆けつけ、サプライズ結婚式は大成功する。チー・シンはシャオロウと仲直りをしようと試みるが、急きょジャン・ウェンからシャオロウに世界的ブランドのディスプレーデザイナー募集の話が持ちかけられ、シャオロウはフランスに渡航することが決まってしまう。

渡航直前にお互いの気持ちを伝えようとした二人だったが、最後に会うこともできないまま、シャオロウを乗せた飛行機は離陸時間を迎える。飛び立つ直前にチー・シンの愛の告白動画を観たシャオロウは、感動と驚きに包まれ、携帯に残されたメッセージと手紙からシャオロウの自分への想いを知ったチー・シンは、慌てて空港に向かうが……。

リンクテクノロジーで開発した恋活アプリ「ラブノート」の配信を控え、CEOであるジャオ・ジアンユエは準備に没頭する。宣伝大使に抜擢された恋愛女王のチエン・ジンジン。アプリの生配信当日、ジン会長は自分の本業に従事しない息子グー・ジアシンを帰国させ、ジアンユエに教育を頼んだ。しかし、夢がレーサーのジアシンは、ジアンユエに従わず、生放送中に問題を起こしてしまう。そんなハプニングにジアンユエは思わず、ネットユーザーたちに「ラブノート」アプリを通じて３ヵ月以内に恋人を作る約束をしてしまい…。

会社から脱出することだけを考えているジアシンは、ジアンユエとわざと対立しようとする。そんな彼にアンケート配布の仕事を依頼するが、ハンサムな顔を利用して大学キャンパスに駆けつけ、簡単に任務を終わらせてしまう。性格の合わない2人だが、女性を尊重して価値を認める面で意外に一致し、ジアシンを気にし始める。ジアンユエはジアシンの能力をさらに試すため、彼にアンケートのミニアプリを作らせる。

水の溢れる水道管を両手で押さえるジアシンとジアンユエ、２人の間に気まずい雰囲気が流れ、恥ずかしさを隠すために話題を探すジアシン。その時、ジアシンはジアンユエが愛の無能者である特徴の１つを発見する。会社で開かれるシングルズ・ナイトに出席するジアンユエとジアシン。イベント当日、ジアシンは最後に異性からバラを最も多くもらえた方を勝利という勝負を提案する。

ジアンユエが愛の無能者なのは恋愛の勘が鈍っているからだとし、恋愛の美しさを体験してもらうため、ジアンユエをデート誘う。制服を着た2人はジアンユエの母校に行き、初恋の思い出を探した。デートの途中、ジアンユエの初恋を見つけることができなかったジアシンだが、彼女の無意識的な行動に何度も心を奪われる。デートを終えたジアンユエに、あるニュースが届く。「ラブノート」のモデルであり、親友ジンジンの5代目の夫、ジャン・ハオがクラブで浮気をした。ジンジンは、ジアンユエに離婚したことを告白する。

ジャン・ハオを懲らしめるため、マッサージ店で待ち伏せしていたジアンユエだが、偶然来たジアシンの背中にクズ男の二文字を書いてしまう。きれいに文字を消せなかったジアンユエは、結局ジアシンに借りを作ってしまう。酔っているジアンユエを連れて家に帰って、一晩一緒に過ごしたが何も起こらなかった２人。しかし、ジアンユエの弱い姿を見たジアシンに、守ってあげたいという欲望が芽生えてくる。そして、シュー・ニンユエンのためにジアンユエが涙を流すのを見て初めて嫉妬心を感じた。

ジアシンの親友カン・ジョーはジアシンの代わりにレースに出場後、事故に遭い、意識を失ったまま病院で寝たきりの状態である。ジアシンはジョーへの申し訳ない気持ちから、高額の医療費を負担してもらう代わりにレーシングカーを置いて帰国するという条件を受け入れる。それでもジアシンは、３ヵ月後の試合に出て優勝するというカン・ジョーとの夢は諦められない。ある日、ジアンユエはジン会長に、リンクテクノロジーに就職するジアシンの幼なじみであるイエンランの後押しを頼まれる。

ジアンユエの会社に来ていたシュー・ニンユエンは会議が終わったついでに、ジアンユエを食事に誘う。恋愛の勘が全くないジアンユエは簡単な食事だと思って、気軽に承諾する。ジアンユエを映画に誘おうとしていたジアシンは、この事実を知ってもどかしくなる。一人で鍋を食べに行ったジアシンだが、頭の中はジアンユエとシュー・ニンユエンのデートの妄想でいっぱいだった。結局ひとりで映画を見に行ったジアシンだが、偶然ひとりで映画を見に来たジアンユエに出会う。

手術に成功したカン・ジョーは、徐々に成功の兆しを見せており、ジアシンは母親であるジン会長に心から感謝する。しかし、母親に脅迫をされてイエンランとデートをすることになる。ジアンユエのことを考え、イエンランとの関係は兄妹止まりであることを強調した。一方、ジアンユエはチエン・ジンジンに恋愛相談に乗ってもらう。シュー・ニンユエンと一緒にいる時は安心したが、ときめきは少なかったと話すジアンユエ。ジンジンはジアンユエの本当の気持ちに少し気付くが…。

恋人の日に正式発売される、「ラブノート」。オンラインに先立ち、ジン会長は、会社の担当職員たちを率いて会議を開いた。息子の変身を見て喜ぶがジン会長だが、ジアシンにイエンランのことをもっと面倒を見てほしいと提案した。恋人の日を控え、ジアンユエにサボテンをプレゼントし、ひそかに自分の気持ちを表現したジアシン。感動するジアンユエだが、トゲトゲした性格を意味してサボテンを送ったのではないかと冗談を言った。「ラブノート」初のオフラインイベントは恋人の日に開かれ、ジンジンは宣伝大使として招待される。

ジアシンに対する自分の気持ちがよく分からないジアンユエは、ジンジンに進められ相性テストをすることに。2人の相性度は極めて低いが、シュー・ニンユエンとの相性度が意外に高いことを発見し、ジンジンは彼の気持ちを分析する。退勤して帰宅したジアンユエは大雨の中、足をくじいてしまい、さらにエレベーターの停電、鍵を紛失するなど、不運続いてしまう。そんな姿を目にしたジアシンは、ジアンユエを家に泊めることに。そして、くじいた足を手当てしてもらうジアンユエだが…。

アプリ発売の成功を記念して、社員旅行へ。イエンランはこの機会を逃してはいけないと、シュー・ニンユエンに社員旅行のニュースを伝える。イエンランはボートでジアシンと同じ船に乗り、水に溺れたふりをしてジアシンを助けてもらうことを考えていた。しかしその時、ジアンユエが水に落ちたという叫びが後ろから聞こえてくる。ジアシンはジアンユエを救うためにためらうこともなく、飛び込んだ。ジアンユエが川に落ちたという話を聞いたシュー・ニンユエンは会議を中断し、ジアンユエのもとへ駆けつけ…。

酔っ払ったジアシンを部屋に連れていったジアンユエは、戻る途中で同僚に出くわす。ジアシンと過ごせることに期待したイエンランは自分の部屋をシュー・ニンユエンに部屋を譲り、ジアシンを訪れるが、失敗に終わる。意気消沈したイエンランは部屋に戻り、酒に酔って眠っていたシュー・ニンユエンを見て、急に切ない同情を浮かべ、寄り添ってぐっすり眠った。社員旅行が終わると、ジアシンとジアンユエのゴシップが徐々に伝わってしまい…。

結婚式場で、有益な人脈の紹介や紳士的な姿を見せたシュー・ニンユエンに高い点数をつけるジアンユエ。２人を気に入らないジアシンは結婚式場に駆けつけ、とんでもない行動を見せる。結婚式が終わった後、ジアンユエを連れて行ったシュー・ニンユエンを見てがっかりするジアシン。家に帰ってきたジアンユエはジアシンに水泳レッスンという名目でプールに連れて行きデートを楽しんだが…。

ジンジンはある女性を通じてビンセントがクズ男であること知り、彼の悪事を暴くことを決心。体調が悪そうなジアンユエを見て、ジンジンは帰って休むよう勧めた。そんな時、トラブルが発生する。良好な関係だった会社が宣伝から手を引くという知らせだった。社長と話をするために担当者を訪れるジアンユエだが、食事会に同席するよう誘われる。その後もカラオケに誘われ、断ることができず困っていたジアンユエのもとへ、現れるジアシン。２人の噂を知ったジン会長はジアンユエを家に招待し…。

ジン会長は会社のスキャンダルを抑えるため、ジアシンを連れて出張へ行くことに。失恋ミュージアムで、サボテンを展示品として寄贈するジアンユエ。展覧会が終わり、サボテンを持って帰ろうと思っていたジアシンだが、自分の行動に後悔し、サボテンを持って帰ろうとしていたジアンユエと偶然出会う。ジアシンは自らジン会長を訪れ、バイクの鍵を渡し、会社に戻って努力することを約束する。そして、ジアシンは恋愛マルシェの開催を提案し、注目を集めた。