イーレンとジーヨウが買い物帰りに手をつないで歩いているのを目撃した従姉のユー・チンはすぐにイーレンに電話をかけ、どこにいるか問い詰める。だが彼氏がいるのを内緒にしたいイーレンは「会社にいる」と、ジーヨウの前でまた小さなウソをついてしまう。一方、ジョーはチンが例の少女だと信じることができず、彼女を呼び出し小鳥を誰にもらったか問いただす。だが、ジョーに気に入られたいチンは自分の物だと彼にウソをつく。

母親の命日にイーレンを墓参りに連れてきたジーヨウ。墓に向かい、イーレンのことを“大切な人”として紹介する。そこへジーヨウの父親が現れる。久しぶりの再会だったが、和解が叶うはずもなく、ジーヨウは父親と衝突し、気まずい雰囲気のまま墓をあとにする。帰宅後、イーレンが手にしていた小鳥を見たジーヨウは、リーが子供の頃に編んだ小鳥ではないかと言い出す。思い出の少年がリーかもしれないと知ったイーレンは戸惑うが・・・。

社内会議中にジーヨウにみとれていたイーレンはボーにチャット内でからかわれる。そんなやり取りの中、ボーは個人チャットと間違えてグループチャットに、ジーヨウとイーレンが秘密の社内恋愛をしているという内容を送ってしまう。ジーヨウは気にせず、堂々と社員たちに交際宣言。しかしイーレンはホーに呼び出され、会社を辞めるよう迫られてしまう。一方ディーは、交際をバラしたボーにプールで10往復泳ぐ罰を与えるが…。

週末を一緒に過ごしたイーレンとファンは、理解を深め合い、さらに距離を縮めた。週明けの会社では、コンペに向けた準備が始まった。ホー部長が見つけてきた新しい会社もコンペに参加させる方向で話が進み、その準備をイーレンが担当することに。自分に辞職を迫ったホー部長が、重要な仕事を任せてくれたことに戸惑いつつも、イーレンは残業もいとわず、作業に没頭する。相手にしてもらえないファンは、かまってほしいと駄々をこねる。

ディーはストーカーに襲われたところをボーに助けられる。ボーの男らしいところを見てディーは付き合うことを決心しキスをする。舞い上がるボーだったが、ウソが嫌いなディーにお金持ちであることを告白できずにいた。一方、リー・ジョーはイーレンが「49の紙の舟と凧」の物語の内容を知っていたことで、迷子の少女は、やはりイーレンだったのではないかと疑いを深めていた。そんな中、コンペに参加した会社たちが突然乗り込んできて・・・

コンペでの不正を疑われたイーレン。しかし彼女の無実は証明され、すべてはリー・ジョーとホー部長の仕業だったことが明らかになる。信じていたホー部長に裏切られたファンは彼女に説明を求めるが、結局ホー部長は会社を去ってしまう。一方、捜し求めていた少女がイーレンであることを知ったジョーは、ウソをついていたユー・チンを解雇する。しかし、それが火種となり、イーレンを逆恨みした叔母がファンユエン設計事務所に乗り込んできて・・・

ジーヨウの父親に突然呼び出されたイーレンは、緊張の中、一緒にお茶をすることになった。交際を反対されると思ったイーレンは、必死にお互いを好きになった理由を話して説得しようとする。しかし、彼がイーレンを呼んだ理由は別にあり、ある頼みごとをイーレンにするのだった。そしてジーヨウの父親が認知症の薬を持っていることを偶然にも知り動揺してしまう。そんな中、ディーは母親にボーとの交際がバレて猛反対されるが・・・

妹シーユーの策にはまり、図らずも実家へ立ち寄ることになったファンは、帰宅した父親と鉢合わせになる。その日は父親の誕生日ということで、急きょ食事会となり、イーレンが料理の腕を振るう。久しぶりに話す時間を得た父と息子。親子の関係を修復できるかと思いきや、リー家の話題が出たとたん、激しい言い争いとなり、またもやケンカ別れとなる。父親の病気の進行を心配する一方で、リー家への謝罪についてファンは思い悩む。

イーレンは叔父一家に食事に招待され、その席でチンの就職を頼まれる。一旦は力になれないと断ったイーレンだったが、叔父の情にほだされファンユエン設計に入社できるようファンに頼むことに。だが、それを知ったホー部長は不機嫌になってしまう。一方、ジョーはファンの父親の病気について確認しに行き、その助手から認知症の薬を出した覚えはないと言われそれをイーレンに伝える。イーレンはファンの父親を信じると言い張るが・・・。

ファンの父親の病気の真偽に一抹の不安を覚えたイーレン。実家へ遊びに行った際に、父親が常用している薬をこっそり１錠持ち帰る。しかし自分では調べる手立てもなく、ファンにも相談できず、１人で悩んでいた。そんな彼女を見たホー部長が協力し、専門家に薬を調べてもらうことに。一方、コミックスが売れずに悩んでいたディーのもとに、数日で完売との知らせが入る。喜んだ彼女は、さっそくお祝いのパーティーを開くことを決めたのだった。

ディーのコミック完売のお祝いパーティーにサプライズで登場したディーの母親が、口を滑らせボーがお金持ちの息子だとディーにバラし、それを知ったディーは怒って会場から去ってしまう。一方、ホー部長はファンの父親の病気はウソで、イーレンがそれを口止めをされているとファンにバラすと、ファンは怒って父親のオフィスへ行き、なぜイーレンを巻き込むのかと父親に抗議する。息子が帰ったあと、父親はオフィスで倒れてしまうが…

冷遇されながらも会社を辞めずに耐えるイーレン。ファン自身も彼女を許すことができずに苦しんでいた。そんな時、ジョーがファンを呼び出す。一緒にコンペに出ることを承諾する代わりに、イーレンを解雇するよう求めてきたのだった。しかし会話は平行線のまま、ジョーはその場から去っていく。ジョーの背中を見送っていたファンは、怪しい集団がジョーを追っていくのに気づき、その場で警察に連絡したうえで、ジョーを助けようと駆けつける。

ファンの意識が戻った。息子の危機を経験し、これまでの自分の態度を悔やんだファンの父は、自分に今できることを考え、条件付きでジョーの父への謝罪を申し出た。当時の真相を告白することでファンの父は弁護士資格を剥奪されてしまう。一方、意識が戻ったファンはイーレンに今までのことを謝罪する。二人が仲直りしたところを知ったユー・チンは自分の会社での立場が危ういことを知りSNSにイーレンに関するデマを流してしまう。

コンペ直前の夜。ホー部長は迷ったあげく、自社のデザイン案を父親に漏らす。その結果、父親の会社がコンペで勝利を収める。しかも同じデザインを提出したジーヨウに盗作の疑いがかけられた。疑いを晴らすべく頭を悩ませるジーヨウたち。そして迎えたプロジェクトの契約締結式。多くのマスコミが集まる会場に、ジーヨウたちファンユエン設計事務所のメンバーが乗り込んでくる。建築士として、経営者として、名誉をかけた戦いが始まる。

農村から上海へやって来たリウ・ウェンジンは、いきなりひったくり騒動に出くわす。シン・ティエンミンを犯人と勘違いして殴ったことから、ハオズーことイエン・リアンクンたちと知り合う。誤解は解けたが、頼ろうと考えていた従兄のウー・ヨウツァイが見つからず、途方に暮れる。泊まる場所もないウェンジンはバーのスタッフとして働くことに。その後、ハオズーの力を借りて、ようやくヨウツァイを捜し出し、彼の店を手伝い始めるが・・・。

ウェンジンは従兄の店を手伝いながら、リヤカーを借りて朝食の屋台を始めるが、取り締まりに遭い、リヤカーを取られて罰金まで科せられてしまう。そんな中、ハオズーに好意を寄せられて、ホワ・ホワたちとも交流を始める。そして頑張っておしゃれをしてみんなとの食事会に行く。しかし、母親の死後間もなく若い女性と再婚した父親の記事に気分を害したジアオショウは、みんなの前でウェンジンに八つ当たりしてしまう・・・。

ハオズーと上海で楽しい時間を過ごしたウェンジンだったが、翌日、従姉ジャン・グイホワからジャン氏と食事に行くよう言いつけられる。気乗りしない気持ちを抑え、従兄夫婦と３人で高級店に向かったウェンジンだったが、酒を無理やり勧められ、突如店を出てしまう。従兄の店に帰らないウェンジンを心配したハオズーは、ジアオショウに店を見に行くよう頼む。ジアオショウは店のそばで行き場をなくしたウェンジンを見つけ家に連れ帰るが…。

ウェンジンとハオズーは部屋を借りて一緒に暮らし始める。ウェンジンはハオズーに仕事を紹介してもらうが、１日でクビになってしまう。ハオズーには言えずウェイウェイに口利きを頼むがうまくいかず、ある家に家政婦として雇われる。ホワ・ホワは久しぶりに実家に帰るが、家の改装のことで親子ゲンカをして飛び出し、道端で倒れる。そんな中、中卒の学歴では就職が難しいと思ったウェンジンは大学進学への夢をハオズーに告げるが・・・。

ウェンジンはウェイウェイの誘いでパーティーに行くが、ある人に侮辱されて気分を害し、先に帰ってしまう。ホワ・ホワがリー・ジョーの妻に呼び出されて困っているところを、ジアオショウが助けてくれる。ハオズーはウェイウェイから、ウェンジンがバッグを偽物にすり替えたという話を聞いて驚き、さらにバッグの値段を知ってショックを受ける。最初はウェンジンの潔白を信じていたハオズーだったが、だんだん彼女を疑い始める。

ジョーから、すぐに離婚するから信じてくれと言われたホワ・ホワは心が揺れる。一方、バッグをすり替えたと疑われているウェンジンは、ウェイウェイに直接会って潔白を証明しようとするが、誤解は解けず信じてもらえない。ハオズーはバッグのお金を工面するため、実家の母親に連絡したところ、母親が上海へやって来ることに。母親はウェンジンとの交際を許さないと確信したハオズーは、ウェンジンにあるキャラクターを演じさせる。

仕事へ出かけたはずのウェンジンが野菜をぶら下げ、ある居住区へ向かったのを見たハオズーの母。そのことを息子に告げるが、ウェンジンは貿易会社の受付をしていると思い込んでいるハオズーは信じようとしない。ある日、耐えきれずウェンジンを追跡した母は、ウェンジンがルアン教授宅で家政婦をしていると知り驚く。信じていたキャラクターも全てがウソでウェンジンが農村出身と知った母はショックを受け、その場で倒れ入院してしまう。

ウェイウェイはウェンジンを訪ねてバッグの件は忘れようと言い、２人のわだかまりは解消される。ハオズーは別れを受け入れられず、酔っ払ってウェンジンに取りすがるが、結局家業を継ぐために仕事を辞めて上海を後にする。ウェンジンはワインの販売会社に就職してセールスを始めるが、顧客にセクハラをされたり先輩に誤解されたりしてつらい日々を送る。ウェンジンは業績を伸ばすために、ウェイウェイの人脈を借りるのだが…。

セクハラの告発に動いた矢先、なぜか有給休暇を言い渡されたウェイウェイ。納得できず社長にその理由を問うと、助手のワンが突然、主張を翻したことを知らされる。一方、ウェイウェイの口利きによって大口の注文を取りつけたウェンジンは喜びを隠せない。だが程なくして自分がジュエンの顧客を奪ってしまったことを知り、自責の念に駆られる。しかしジュエンはウェンジンを責めないどころか、逆に成績アップを喜んでくれるのだった。

ウェンジンは退院して会社に戻るが、信じていた先輩に裏切られて、理不尽な理由で解雇されてしまう。仕事で失敗を繰り返していたホワ・ホワも上司に盾ついて会社をクビになる。２人はジアオショウを訪ねてネットショップを開くように勧められる。ウェンジンはワインのセールスの経験を生かして就職に成功し、仕事を続けるかたわら大学に入るために予備校を訪ねる。だが高額の学費をまかなえず、ある裏技を思いつくのだが…。

予備校に変装して潜り込み捕まったウェンジンを、ジアオショウは迎えにいく。そこまでして大学受験をしたいというウェンジンの胸の内を知ったジアオショウは、これからは自分がウェンジンの勉強を見ると告げ、ウェンジンは猛勉強を開始する。そんななか、ウェイウェイは見事な交渉術で、会社の危機をうまく乗り切ってみせる。社長に再びその手腕を認められ追放を免れるが、陥れようとした部下には毅然とした態度を見せるのだった。

ウェンジンは実家への仕送りで生活費が底を尽き、クラブでワインを売るが、警察に捕まってしまい、ジアオショウに助けられる。ホワ・ホワは家の住所を暴露したのがジョーだと思い、会社に乗り込むが、彼の妻に厳しい現実を突きつけられて意気消沈する。ナナはジアオショウによりを戻そうと迫るが、冷たくあしらわれてアメリカに帰ることを決意する。ウェンジンはナナとジアオショウのデートを想像しながらヤキモキするのだが…。

墓の盗掘事件を追うチャーシアオは、見習いのムー・ルオメイを同行させたが、ムーがタレコミ屋の名前を知っていたため不審に思う。一方、ウェンジンはウェイウェイの会社のイベント会場でワインの試飲販売を行い、イエ・フイから、食事に付き合うならワインを全部買うと提案される。時は過ぎ、やがて迎えた春節。帰省せずに上海で受験勉強をしていたウェンジンは、ある晩、深刻な顔のホワ・ホワから秘密を打ち明けられる。

親からの電話で農村の実家が水浸しで困っていると知ったウェンジン。一度、他の用事も兼ねて様子を見に帰ることを決意すると、ホワ・ホワは小説の取材がてら一緒に行きたいと名乗り出る。女２人では不安だからと、ホワ・ホワはジアオショウにも声をかけ、ウェンジンは気乗りしないものの、３人でウェンジンの実家へ帰ることに。ところが、想像以上の田舎の雰囲気にホワ・ホワはひるみ、帰りたがるが、ジアオショウになだめられ…。

ウェンジンはワン・シャンジーの求婚を断り、上海に戻る。ルワン教授は脳出血で倒れて手術を受けるが、意識が戻らず、ジアオショウはショックを受ける。ウェンジンは見事に受験に成功し、大学に入学する。合格祝いの席にイエ・フイが現れて、ウェンジンに入学プレゼントを贈るが、それを見たウェイウェイは複雑な気持ちになる。ホワ・ホワはファンだという大学生から、ネットショップの売り上げを伸ばすコツを教わるが…。

チャーシアオはスクープ原稿がことごとくボツになり意気消沈していたが、編集長の許可を得て、ついに特ダネが掲載される。喜びもつかの間、文物密売の黒幕とされたリン・ウェンウーが名誉毀損でチャーシアオを訴えることに。ホワ・ホワたちは、巨額の慰謝料を請求された仲間を救おうとする。リン氏はイエ・フイの叔父に当たるため、ウェイウェイがイエ・フイに叔父の説得を頼むが、むげに断られてしまい…。